【学生報告】オリックス・バファローズ観戦者調査

穴田 真也(流通学部4年生)

 2015年7月25日に富田林バファローズスタジアムにて行われた「ドリームフェスティバル2015(オリックスバファローズの2軍vs阪神タイガースの2グ軍試合)で、スポーツマネジメントコースの学生25名が観戦者調査を実施しました。

 昨年の11月から約8か月間を費やし、バファローズや富田林に関する質問内容や調査方法について検討してきました。その中で特に苦労したのが、球場の雰囲気や来場者の特徴等をイメージして当日の行動計画を策定することでした。この問題は、阪南大学がこのイベントに携わるのは今年が初めてで調査に必要な情報と経験が不足していたことが原因です。それを解決するために、これまで3年間調査をしてきた大阪大谷大学と意見交換会を開催させて頂きました。そのおかげで非常に具体的な情報を入手でき、調査当日に向けて入念に準備することができました。

 当日は、朝9時に流通学部スポーツマネジメントコースの学生調査員25名が大学に集合し、球場までバスで移動しました。そのバスの中で、これまで私たちが準備してきた注意事項を説明したことで、調査に関する重要な情報を共有することができました。球場に到着すると、事前に予想した通り開門前から多くの方々が暑い中行列を作り、関西対決を楽しみにしている様子が感じられました。調査は調査員1人あたり20部を目標とし、開門前から実施しました。質問項目はA4用紙3枚分もあり、協力者の方にかかる負担が大きくなると心配していましたが、ほとんどの方が全く嫌な顔一つせず協力的にアンケートに答えてくださいました。

 調査員は非常に熱い中、汗だくになりながらも観客の皆さんと笑顔で会話しながら調査を実施し、最終的には400部近くも調査票を回収することができました。なかなかこのようなプロスポーツでアンケートを取る機会はないので、大変ではありましたが非常に貴重な経験になったようです。今後は回収したデータを解析し、今年の11月に本学のハルカスキャンパスで開催される他大学との調査結果報告会にて発表を行う予定になっています。アンケートに協力していただいた皆様への感謝を忘れず、有意義な発表ができるよう準備を進めます。