【流通学部ゼミ大会】ビジネス・経営戦略・マーケティングパート
「オリックス・バファローズと富田林市、阪南大学による産官学連携マーケティング」

早乙女ゼミ3回生Aチーム(石井友和、開野優香、中島悠吾、西野祐司、松井結芽、室勇介)

2015年6月27日に流通学部ゼミナール大会研究発表の部が開催されました。私たちは、「オリックス・バファローズと富田林市、阪南大学による産官学連携マーケティングというテーマで発表を行いました。

⒈ 研究発表内容

 近年、企業や地方自治体、大学が抱える課題を解決するための取り組みとして産官学連携が注目されています。プロ野球界においてもオリックス・バファローズが積極的に産官学連携を行っており、これまでに様々な自治体や大学と連携して、主に2軍の試合でマーケティング活動を展開しています。その流れの中で、今年から、阪南大学が協定を結んでいる富田林市と連携してバファローズ2軍の試合を盛り上げることになりました。
 オリックス・バファローズは1軍の観客数は右肩上がりであるのに対し、2軍は現在、観客動員数で苦戦しています。その一方で、富田林市は人口減少が続いています。このことを踏まえて、私たちは、「観戦者調査を行い観客数増加のための情報を収集する」、「スポーツイベントを通して富田林の魅力を発信する」という2つの目的を設定しました。
 この研究を行うにあたって、まず私たちは昨年の11月の関西大学で行われた報告会に参加し、2014年シーズンに行われたマーケティング活動とその成果に関する情報を収集しました。その後、企画チームと調査チームに分かれて、2015年の7月下旬に富田林市で開催されるオリックスの2軍戦に向けて活動してきました。
 企画チームは、主に富田林市の職員の方と連絡を取り合い、イベント当時に実施する企画を考えました。何度も打ち合わせを重ねて結果、現時点では、富田林の名産品を使った飲食メニューを販売する企画を中心に準備を進めています。
 調査チームはオリックスからの依頼を受け、試合会場で観戦者調査を行うことになりました。内容はチケット購入経路や観戦者層、無料バスの認知度などです。この調査結果をもとに、来年度の宣伝方法やターゲット、イベント内容について提案する予定です。
 このように、継続的にイベント自体を盛り上げ、調査を通して観戦者のことを理解することで、富田林市で開催される試合の観戦者が徐々に増え、それが富田林市の活性化にもつながると考えました。

⒉ 良かった点と今後の課題

 今回の取り組みを行ったことにより、産官学連携についての知識を得ることができました。さらに、オリックスや富田林市の現状も知るきっかけにもなりました。考えた企画や調査はこれから行っていくので、この活動によってプロ野球の発展と地域の活性化に貢献していきたいです。改善点としては、発表したいことは決まっているのにまとめるのに時間がかかってしまった点です。2チームに分かれていたこともあり、なかなか1つのチームとしてまとまり切れませんでした。スライドの1つ1つには中身があるのに、それらをまとめるのに発表前日までかかってしまいました。
 また、発表の練習が少なく、本番でもスライドの操作に手間取ってしまうこともありました。このことから、1人ひとりの役割をはっきりさせること、イメージを共有する重要性を学びました。そのような状況でも1位を取ることができたのは、途中であきらめずに最後までやり遂げたおかげだと感じています。今回のようなにチームで1つのことをまとめるという取り組みは私たちにとって、非常に貴重な経験となりました。