2021.1.29

現役プロ野球選手によるオンラインセミナーを開催

 日本とアメリカを拠点として活動するPOD株式会社が、2021年1月27日に開催したオンラインセミナーに、流通学部の学生と教員約20名が参加しました。
 今回のセミナーはPOD様と早乙女ゼミの連携の一環で試験的に実施した企画で、仙台や東京、大阪、ロサンゼルス、ニューヨークをつないだオンラインでの開催となりました。ゲストには現役のプロ野球選手をお招きし、キャリア形成の現状について話をして頂きました。今後も、POD様との連携を強化して、様々な人と場所をつないでスポーツやトップアスリートの価値を社会に還元していく予定です。

日下 翔太(流通学部3年生)

 この度、トップアスリートのアドバイザーを務めているPOD株式会社が主催するオンラインセミナー「プロ野球選手のキャリア形成の現状について」に参加しました。今回のゲストスピーカーである現役プロ野球選手で楽天イーグルス所属の池田駿選手から、これまでの経歴やプロ選手らのレベル(意識、実力)の高さ、生活リズム、ピアノやゲームで気分転換することなど、様々なお話をして頂きました。
 その中でも特に感銘を受けたのが、池田選手が大学時代の教育実習で、人前で話すことが上手になった経験などから「無駄なことはない、後々になって繋がってくる」とおっしゃっていたことです。私も、興味を持ったことに関しては積極的に参加してみようというマインドになりました。また、「人間性を成長させることで、人や情報が来る。色んなことに興味を持ち人と話すことや繋がりを大切にしてほしい」という言葉に共感し、日頃の行いを見直すきっかけになりました。
 その他にも、野球を引退した残りの人生の方が長いことから、将来困らないよう最悪のケースを考えた資産管理の話も聞かせて頂きました。特に、「日本人の金融リテラシーが低い」といったコメントが印象的で、自分も日頃からお金に関する勉強をするべきだと考えました。
 以上のように、競技面だけではなく、私生活や資産管理など様々な面からプロ野球選手のキャリア形成において重要なことを知ることができました。この経験は、自分の人生を変えてくれるターニングポイントになったと感じています。今後は、池田選手のように何事も「準備」の面を大切にして計画的に行動していきたいです。