活動テーマ:兵庫県香美町で開催される姫ボタル瀞川平トレイルランを通じた観光産業の活性化
産学連携先:株式会社むらおか振興公社


 今年度で4年目となった兵庫県香美町でのキャリアゼミ(産官学連携)活動。2019年7月のトレイルラン大会と2020年2月の成果報告会に参加した4年生に今年度の取り組みを振り返ってもらいます。

学生活動状況報告

 本活動では、2019年で7回目を迎えた姫ボタル瀞川平トレイルランにおいて自然豊かな連携先の魅力を発信し、地域活性化に繋げる方策を検討することを目的としました。この大会は、兵庫県香美町にある最長33キロもの険しい山道を駆け回るマラソン大会で、キャリアゼミを通じて2016年から大会運営に参加しています。
 私が早乙女ゼミとしてトレイルランに参加するのは3回目で、今年度は、2018年度からスタートした阪南エイド(ランナーに飲食物を提供するブース)の担当となりました。昨年度の反省も踏まえながらランナーの疲労回復や食べやすさを考慮して、大阪で何度もゼリーの試作を行い、大会前日に他のメンバーと一緒に香美町でフルーツゼリーを作成しました。それを大会当日にエイドでランナーに提供しながら、約5時間以上も大きな声を出して応援し続けました。この応援については、完走後のランナーに行ったアンケート調査でも「学生の応援に励まされた」などの高い評価を頂きました。
 連携先の香美町の方々とは、イベント前から企画、打ち合わせをしてイベント後には成果報告するサイクルを回し続け、お互い年々成長できる環境を作ってきました。その中でも、むらおか振興公社の田丸社長から「阪南大学の学生はこの大会にとって欠かせない存在である」と言って頂き、大変うれしく思います。今後もこの連携を続け、地元の方々と後輩たちの力でさらに良いイベントにしていって欲しいです。
 
流通学部4年生 鍛冶野 有里

ゼミ集合写真

参加学生一覧

鍛冶野 有里、野村 貴大、大谷 龍平、岡 駿祐、久米 晋太郎、井上 幸涼、杉本 瑠奈、土井 櫻衣心、花田 絹香、福島 崚太、三ツ井 滉哉、森島 佑太、山下 翔也、吉見 亮祐、吉村 尚馬、福泉 奈々、南 優翔、伊藤 薫、上田 燎、應治 卓、北山 沙也加、久保 実のり、田中 匠馬、平山 明孝、福永 千珠、西崎 麻菜美、上野 蒼汰、児玉 鈴、杉浦 美来、高橋 秀太、田中 温大、谷川 瑞季、矢倉 寛、山谷 翼

連携団体担当者からのコメント

株式会社むらおか振興公社
代表取締役社長 田丸 明人 様

 阪南大の学生さんに今年も4回目の参画を頂きました。スタッフとしてのポジションが認知される中、今年も大会前からの企画、打合せをし、昨年と引き続き阪南エイドステーションとして盛り上げてもらいました。オリジナルメニュー、応援はランナーにとっても大事なものになっています。又、ゴール地点でのアンケート調査も工夫を加え、より参考になってきています。
 中でも大会DVDの作成は、昨年の反省を活かし1段上のものになっていて大変満足のいくものでした。特に今回の大会当日は、霧のかかる天候で、この大会名物の景色が全く見えない状況で大変心配しましたが、景色が見なくても充分クオリティの高いDVDの仕上がりになっていて、いい意味で期待を裏切られた作品になっています。
 年ごとに企画、実施、反省と続ける姿勢の素晴らしさ、成長を見ることができ、とても楽しみに思っています。阪南大の学生さんはこの姫ボタル・瀞川平トレイルランにとって欠かせない存在になってきています。

教員のコメント

流通学部
早乙女 誉 准教授

 2016年度からはじまった兵庫県香美町における株式会社むらおか振興公社様との産学連携も今年度で4年目を迎えました。活動の内容はこれまで通り、夏のトレイルラン大会や冬のかまくらレストランの手伝いなどでしたが、2年間で蓄積したノウハウや過去にこの活動に関わってくれた「経験者」である上級生のおかげで、活動の質が飛躍的に向上した実感があります。
 特に、今年度は初めて1年生も参加して4学年で年間を通してのべ50人以上が香美町でお世話になりました。加えて、卒業生も就職先の仕事の一環でこの取り組みに関わってくれました。このように、4年間の活動の成果が「参加者数の増加」という目に見える数字にも表れる一方で、学生や卒業生といった「参加者の思い」という数字には表しにくい成果も年々大きくなっている印象を受けています。2020年度も、キャリアゼミの主旨の1つである社会人基礎力の育成を目指して、この活動自体のPDCAサイクルを回していきたいと考えております。