姫ボタル瀞川平トレイルランレポート

鍛冶野 有里

 6月16日、17日と7月1日、2日の2度にわたって兵庫県香美町を訪れ、姫ボタル瀞川平トレイルランの事前練習会と本番に運営スタッフとして参加してきました。
 6月は、7月に行われたトレイルラン本番にむけて、24キロのコースを走る練習会が行われました。こちらは早乙女ゼミの学生8名、教員2名の合計10名で参加しました。私はとても24キロの山道を走れる自信がなかったので車でランナーについていきながらコースの特徴を見ることにしました。道中、車の運転をしてくださった但馬高原植物園の社長である田丸さんからトレイルランの目的や狙い、香美町の良さを話して頂きました。田丸さんが「トレイルランを通じて香美町に来てくれる人を増やし、もっと活気のある町にしたい」と語っていたのが印象に残りました。
 コースのほとんどが砂利道で中にはスキー場のゲレンデの坂をひたすら登るというとても過酷なコースもありました。山の自然をそのままコースにしてマラソンをするという点ではすごく貴重な体験ができます。ただ、コースの地図が少し分かりにくいと感じるランナーも多く、迷ってしまうという人もいたことが今後の改善点であると感じました。しかし、ランナー達はきつい状態でも私たちの応援のかけ声に対し手をあげて反応してくれて見事完走した時には達成感に満ちた表情をしていました。
 7月の本番では早乙女ゼミの学生13名、黒部ゼミの学生14名、教員2名の合計28名で参加しました。私は撮影班として実際に走るランナー達や風景を撮影するという役割を担いました。
 1日目は本番でどのルートで撮影して回るかを確認するための下見に行きました。川を渡る所では前からと横からのアングルで撮影しようなど、ポイントごとにどのようにして撮ったらよりよいか考えながら回ることでイメージも湧きやすかったです。
 2日目はいよいよトレイルラン本番です。待機中の選手の様子をみていたらなぜか私も緊張してしまいました。いざスタートの動画を撮るとゆうときもカウントダウンが聞こえると鼓動が速くなりました。皆が笑顔でスタートしてから車に乗り、ランナーを追いかけました。撮影をする時には周りの景色とランナーの表情を大事にするよう心掛けました。ランナーが走る姿をみると"頑張ってください"や"ファイトです"といったかけ声を皆が自然に発していました。また、エイドでは香美町の天然水や、果物など様々なものが置いてありました。スタッフの方々もとても明るくて、ランナー達もリラックスした柔らかい表情になっていたのがすごく印象的でした。最後のゴールのシーンではスタッフやランナー同士、香美町の方々全員がランナーを迎えて拍手を送る光景が素敵だなと感じました。田丸さんがランナーひとり一人の名前を読み上げ、完走賞を渡している姿からも大会の暖かさを感じました。
 私は、このイベントを通して非常に有意義な経験ができたと思います。香美町の方々を見ていると人の温かさがにじみでているように感じました。田丸さんの願いのように、トレイルランに参加した人達がこの地域の良さを広めていくことで香美町の豊かさにも繋がっていくのだと感じました。
 この経験を活かすために実際に撮影したプロモーションビデオで香美町の宣伝を行い他の学生にも情報を発信していきたいです。また今後のゼミ活動にも積極的に参加し、自らの経験として積み重ねていきます。