流通学部の加賀美ゼミでは、マーケティングにおける顧客との関係づくりについて、様々な企業・産業を対象に学んでいます。

今回、海外からの観光客にも人気の京都錦市場商店街や祇園エリアを訪問して、観光客だけでなく、地元の人々にも愛されるためにどのような工夫をしているのかを、現地で見学・考察するフィールドワークを実施しました。
コロナ禍の影響で京都の観光地は大きな打撃を受けましたが、当日の様子からはコロナ前に近い賑わいを取り戻しつつある様子も見て取れました。また、古くからの京都らしい景観に溶け込むよう外装に工夫を凝らす店舗、あるいは奇抜で目を引くデザインの店舗などを見ながら、商店街やエリア全体として魅力を高めるための様々な工夫がなされている様子を確認しました。
今回参加した4回生の多くは、コロナ禍の影響もあり、なかなかフィールドワークに取り組む機会がありませんでしたが、非常に良い経験になった様子でした。


学生活動報告

佃 真琴(4回生)

 錦市場は業者の人が利用する市場として栄えていますが、それに加えて観光地としても有名です。そのため食べ歩きができる串や海鮮物、京都ならではの抹茶のドリンクなどがたくさん売られていました。
 観光客はたくさんの商品に目を奪われ楽しそうでしたが、何より店員さんもとても活気があり、市場らしい雰囲気を感じられる場所でした。私たちもつい買ってしまいそうな気持ちになりました。また錦市場の通りを抜けると、学問の神様が祀られていることで知られる錦天満宮がありました。こちらも参拝し、改めて古くから地域の人に愛されている場所なのだということを強く感じることができました。