2022年11月4日、流通学部基礎演習として池澤ゼミ1期生はららぽーと堺(内覧会)へ参加した。本学からも買い物出向が予想される同施設は、学生たちの関心が高く、最近の郊外型ショッピングセンターがどのようなテナントミックスや共用施設の設置を行っているのかなどを実地で学ぶこととなった。各自の興味関心のある商品、ショップ、エリア(ゾーン)などをピックアップして足を使って買い回り行動を想定しながら、実際のMDに触れる良い機会となった。

学生コメント

 今日のららぽーと堺のプレオープンの視察で感じたことは、1階の中心部分に巨大なスクリーンとスポーツイベントなどが開催できる屋内型のスタジアムがあり、今日は様々なイベントが開催されていてとてもすごいと感じました。1階から天井まで吹き抜けになっていて、1階から3階まで中央のスタジアムを見ることができるのが良いと感じました。また、1階では飲食をしながらイベントを鑑賞できるのでその点も感じました。太鼓の達人の世界観をテーマにしたアミューズメントエリアもあり、子供も楽しめると感じました。2023年4月には門真市にもららぽーとができるのでまた機会があれば行ってみたいと思います。
流通学部 青井 鏡悟
  • ※撮影時のみマスクを外しています。

参加学生一覧

青井 鏡悟、大西 虹輝、流 稜太、樋川 りん、孫崎 輝、三國 彩華、光永 圭吾、𠮷田 圭

教員のコメント

流通学部
池澤 威郎 准教授

 近年のショッピングセンターの開発ではコロナが落ち着いてくる中で、ECでは味わえない体験型施設の開発が見られるが、ららぽーと堺の開発はその最先端をいく充実したものであった。スタジアム(ファンスタクロススタジアム)を見ながらの飲食やペットと触れ合う空間、また冷凍食品専門店やキャンピングカーの販売など五感を総動員するコンテンツが重視されていた。また、デジタルとリアル店舗の融合形態であるOMOストアも組み込まれている。近年のSC開発の肝である「飲食」では、3フロアに渡って充実したゾーンが展開されており、学生たちは実際の喫食体験を通じておのおののゾーンの切り口の違いなどを実感することができた。