2019.3.30

スポーツイベントの企画・運営を通してのビジネス実体験

活動テーマ:スポーツイベントの企画・運営を通してのビジネス実体験
産学連携先:NPO法人スポーツファンデーション


 堀込ゼミでは昨年から継続しているイベントへの参画をキャリアゼミで学びました。ビーチバレーイベント「ナツノオワリ」の企画そして当日の運営、そしてスポーツビジネス異業種交流会「関西スポーツネットワーク交流会」の運営、参加がそれらになります。
 ナツノオワリは昨年から実施しているので大枠は踏襲させることになりましたが、ビーチバレー以外のビーチスポーツの導入や参加賞のグレードアップをグループで検討、企画立案、制作することになりました。実際に告知を行ない集客も行ないました。目標のチーム数には達しませんでしたが、スポンサーの確保は実現させることが出来、一定の成果が出ました。イベント数日前に大阪を直撃した台風のため大会を開催することができませんでしたが、事前準備やアクシデントの対応などが実際に体験できたことは貴重なことでした。
 もう一つは、関西スポーツネットワーク交流会、通称カンスポは社会人対象のスポーツ異業種交流会です。
 プロスポーツチームのフロントスタッフの方々、マスコミ(新聞、テレビ、ジャーナリストなど))、スポーツトレーナー、総合型地域スポーツクラブ関係者、弁護士など様々なジャンルの方々に参加しており、キャリアゼミとしてイベントの運営だけに関わるのではなくイベントの後半では参加者の中に混じり名刺交換や情報交換などさせていただきました。
 最終的にはアルバイトやインターンシップ先の開拓、もっと言えば就職先の確保などにつながればキャリアゼミがさらに発展した活動になるように思われます。

学生活動状況報告

 今回、初めてカンスポに参加させていただきました。以前参加させていただいたセミナーよりも規模がでかいので、どなたと名刺交換させていただいたら良いか迷いました。しかし、積極的に名刺交換をしていき、会話もお相手の方のお話が終われば自分のこれからの展望や、所属している部活動、どんなスポーツに興味があるのかを伝えることで、内容の濃い話をすることができました。特に、自分が卓球イベントの企画、運営を考えているという話をすると、事細かくアドバイスをくださった方がいてとてもありがたかったです。また、今回お配りすることが出来なかった堀込ゼミパンフレットに対する、ご意見も皆さん熱心にご教示してくださり大変ありがたかったです。
 今回、名刺交換できた方が少なくお話もそんなにできなかったので、次回参加するときは自分自身も多種多様なスポーツの知識を身につけて、参加者の方と楽しく会話することが出来れば良いなと考えております。
流通学部 3年生 小畑 勇斗

参加学生一覧

菅澤 祥史、田中 大地、服部 琢磨、松尾 明日香、市村 卓大、岩本 勝弘、大槻 健太郎、小倉 駿、小畑 勇斗、加藤 洸哉、久保田 陽菜、島田 拓真、寺田 拓磨、箕浦 翔、宮井 康樹、湯浅 力政

教員のコメント

流通学部 堀込 孝二先生

 今年の3年生のキャリアゼミは例年以上に「実践」にこだわりました。ビーチバレーイベント「ナツノオワリ」は昨年の上級生から引き継ぎ、イベントの企画・運営だけでなく集客やスポンサー確保にも参画することが出来ました。実際は目標に達しないところもありましたが、この経験が社会に出てから生きるものと信じています。唯一後悔があるとすれば天災による中止となってしまい当日の運営が体験できなかったこと。屋外イベントでありながら雨天決行というルールで進めていましたがそれを上回る被害が出てしまい、想定を超えてしまいました。ただ、そのようなアクシデントでの顧客対応も実践できたという意味では有意義なキャリアゼミ活動であったと言えます。
もう一つがこれも昨年からの引き続きのスポーツビジネス交流会への参加でした。このイベントに参加した意義はイベントの運営体験ももちろんありましたがそれ以上に実際に社会人の方々とコミュニケーションをとる難しさを体験してみることであると考えています。就職活動でもそして就職したあとでもまずは年配の方々とコミュニケーションをとらないといけません。これはどんな仕事でも同じです。学内にいたのではなかなか体験できないことができた、それは学生にとって素晴らしい体験だったと思っています。ありがとうございました。