流通学部平山弘教授、平成28年度文部科学省教科用図書検定調査審議会専門委員に任命

 流通学部平山弘教授は文部科学省教科用図書検定調査審議会専門委員に平成28年(2016年)4月1日から平成29年(2017年)3月31日までの任期で、平成23年度・平成24年度・平成25年度、平成27年(2015年)2月1日から平成28年(2016年)3月31日までの期間に続いて、5度目の任命となりました。

 平山弘教授は平成23年度に、文部科学省「教科用図書検定調査審議会専門委員」に本学では初めて任命されて以来、わが国の教育の根幹となる教科書の専門に関わる事項について、真摯に、堅実に取り組んできました。
 今回の任命もそうしたこれまでの教科用図書検定調査審議会における専門委員としての活動が評価されてのことになるかと思われます。

 わが国では学校教育法により、小・中・高の教科書については教科書検定制度が採用されています。検定とは「民間で著作・編集された図書を文部科学大臣が適切か否かを審査し、これに合格したものを教科書として使用することを認める」ものです。文部科学省は「教科書の記述が客観的で公正なものとなり、かつ適切な教育的配慮がなされたものとなるために、教科用図書検定基準に基づく、教科用図書検定調査審議会の審議を経て、教科書の検定をおこなっている」のです。

流通学部平山弘教授の話

「今回で5度目の文部科学省教科用図書検定調査審議会専門委員に任命されることになりました。過去4度に亘る教科用図書検定調査の経験もありますが、調査にあたっては、学習指導要領および高等学校教科用図書検定基準に則り、「現在の学界(学説)状況等に照らして不適切な個所はないか」など、専門性を生かした観点から、日々研究面での精進を図りつつ、誠心誠意、気持ちを新たにして、身の引き締まる想いで調査活動に取り組んで参ります。」