わたしたち平山ゼミ3年生は京都伝統工芸産業の古くから伝わる伝統的価値を学ぶために次のような見学体験を行いました。
見学体験内容：
１）京都デニム「アフターコロナを見据えた京都デニムのこれからについて」宮本和友店長
２）日吉屋京和傘「ミニ和傘制作体験」
３）日吉屋京和傘「工房見学会」
　京都デニムではジーンズをイメージしていたのですが、新型コロナウイルス感染拡大によりそのビジネスモデルが変わらざるを得なかったことを教えていただきました。ゼミの平山先生からはジーンズの特徴やその技術のすばらしさについて聞いていたので、京都デニムのジーンズから鞄への転換はとても辛い決断だったと思いました。わたしたちもいくつか質問をおこない、宮本店長が一つ一つ丁寧に受け答えされ、ファッションの奥深さについて知ることになりました。
　続く日吉屋では最初にミニ和傘を全員でそれぞれの感性から選んだ、デザインされた和紙を選び、和傘の一番上につけるかっぱの部分で和紙とかっぱを合わせたりしながらコーデを楽しんでいました。初めてチャレンジしたミニ和傘づくりはとても楽しく、全員が集中して取り組んでいました。その後の工房見学会では女性の和傘職人から和傘の特徴を始め、現在製作している和傘についての詳細な説明を受け、それに対しての質疑応答もあり、参加したゼミ生全員が感動するほどの内容でした。
　海外からの受注もあり、日本文化の海外への浸透や日本文化のクールさが伝わっていると感じました。