2019.6.5

流通学部平山弘ゼミ卒業生「株式会社ワイ・ヨット」 田村覚課長、大西達成主任は語る!

流通学部平山弘ゼミ卒業生 ようこそ先輩!ル・クルーゼやティファールなどのブランドを扱うキッチン・ホールセール事業の専門商社「株式会社ワイ・ヨット」 田村覚課長、大西達成主任は語る!

  • <2018Y-YACHT CURATION会場にて、左より大西達成主任、平山弘教授、田村覚課長、西原拓也主任>

 日頃は流通学部においてマーケティングや流通ビジネスについて学んでいる学生たちにとって、卒業後の自分自身の将来像を見極める意味でも、身近なゼミ卒業生のお話を聞く機会は非常に重要なこととなっている。
 お二人の卒業生からは受講した学生たちに「社会人になるということはどのような立場になるということなのか」に始まり、「正社員の仕事の内容」について、「プロフェッショナルの意義」とは、などについて時には熱く、時にはクールに語っていただいた。特に、いくつか彼らの言葉を拾ってみると、「1円でもお金をいただくということはプロであるということ」「タブレットやPCの迅速な活用能力(EXCEL 統計・データベースなど)」「オンオフの切り替えの大切さ」「大阪支店の和気あいあいさの中でも社員同士はお互いライバルでもあり、かつ数字を追究する姿勢の重みの重要性」「取引相手の想いを先読みするコミュニケーション能力と双方の落としどころの設定能力」などが見て取れ、受講したゼミ生たちもそれぞれが今後の自分自身の姿を照らし合わせ想像しながら、来るべき未来に自分自身の像を重ね合わせているようで。非常に刺激になったのではないかと思われた。
 令和元年5月現在、同社には平山ゼミからは今回来学いただいた田村覚課長(大阪店)、大西達成主任(大阪店)に加え、福本隆生課長補佐(東京店)、西原拓也主任(大阪店)の計4名が在籍している。
  • <平山ゼミ2回生向け講演①> 

  • <平山ゼミ2回生向け講演②>

  • <平山ゼミ3回生向け講演③>

  • <平山ゼミ3回生向け講演④>

補足資料

 株式会社ワイ・ヨットは創業者寺田義光氏が戦後間もない昭和20年(1945)にYヨット商事を創業したところから始まる。そして企業としての会社設立は昭和24年(1949)6月20日であり、その拠点は名古屋市中区に置かれ、それまでの個人企業から株式会社組織としてのYヨット金属工芸株式会社に組織変革が達成されることになる。その後、寺田静榮氏が受け継ぎ、昭和60年(1985)に社名を株式会社ワイ・ヨットに変更し、翌昭和61年(1986)からは現会長である寺田清誌氏が第3代社長として時代に即応した的確な経営方針の下での事業拡大を図ることで、卸売業界の雄としての道程を切り拓いてきたと言える。現在は寺田知津枝氏が社長として令和という新たな時代の幕開けに沿った新たな価値創造を目指し、率先垂範しながら、日々の事業活動を確実かつ謙虚さの中にもきらりと光るアグレッシブな精神でもって展開しているということになろう。以下に会社概要を示すことにする。

Company Overview/会社概要

(採録日令和元年6月2日)
商号 株式会社ワイ・ヨット
会社設立 昭和24年6月20日
資本金  4,500万円
代表者  代表取締役社長 寺田知津枝
所在地  本社 愛知県名古屋市中区松原3丁目13番41号 MAP
  TEL(052)331-2838 (代表) FAX(052)331-2339
取引銀行 三井住友銀行名古屋支店、三菱UFJ銀行柳橋支店、大垣共立銀行名古屋支店

主要取引先(50音順)

<百貨店>
井筒屋、井上、岩田屋、うすい百貨店、遠鉄百貨店、岡島百貨店、小田急百貨店、近鉄百貨店、京王百貨店、京急百貨店、京阪百貨店、札幌丸井、山陽百貨店、そごう・西武、大丸松坂屋百貨店、大和、髙島屋、津松菱、鶴屋百貨店、天満屋、東武百貨店、トキハ、玉屋、東急百貨店、ながの東急百貨店、浜屋百貨店、阪急阪神百貨店、福屋、藤崎、松屋、丸広百貨店、三越伊勢丹、水戸京成百貨店、名鉄百貨店、山形屋、ヤマトヤシキ、リウボウ、(上記百貨店各店及び系列グループ百貨店)
<専門店>
アイシーエル、アクタス、イルムス、オレンジハウス、ザ・コンランショップ、ジョージズファニチュア、センプレデザイン、タイムレスコンフォート(T.C)、ダブルデイ、212キッチンストア、テイジンアソシアリテイル、東急ハンズ、フランフラン、プラザスタイル、ブロス、マグスタイル、ヤマギワ、ロフト、ワールド、私の部屋リビング
<通販>
アマゾン、カタログハウス、QVCジャパン、シャディ、千趣会、ダスキン、ディノスセシール、日本生活協同組合連合会、フェリシモ、ライトアップショッピングクラブ

事業部門及び取り扱い商品

◆ホールセール事業
輸入調理器具・輸入調理小物・輸入家電・多層鋼調理器具・カトラリー・包丁・ホーロー製品・和洋食器全般・健康器具・インテリア用品全般・レジャー関連用品全般・ルームインテリア用品全般、食材
◆選べるギフト事業
<ギフト用品全般>
キッチン・テーブルウェアー全般・アクセサリー・玩具・スポーツ用品・紳士、婦人用品等ブランド品・食品、インテリア用品、グルメチケット、介護用品、防災用品、寝具用品
◆小売事業
<ライフスタイル提案型ショップの運営>
主にヨーロッパを中心とした世界各地から、キッチン・テーブルウェアー等、食に関連した製品全般
◆インポート事業
調理器具全般・キッチンツール各種・ガラス器、グラス類・ケトル・清掃用品、食材、インテリア用品
◆物流事業
新しいマーケットの創造と充実した物流3PL*ソリューションの提供
*3PL:Third Party Logisticsの略。荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案を行い、かつ、それを包括的に受託し、実行すること。荷主でもない、単なる運送事業者でもない、第三者として、アウトソーシング化の流れの中で物流部門を代行し、高度の物流サービスを提供。(採録日令和元年6月4日)