本件は、基礎演習の活動として、2年生ゼミでノエビアスタジアム神戸へ赴き、Jリーグ公式戦「ヴィッセル神戸対セレッソ大阪」を観戦しました。観戦の目的は、①プロスポーツイベントの裏側(運営者)を注意深く観察すること、②スタジアムイベントの演出を体感すること、③プロスポーツ観戦者の試合中の反応を知ること、の3つです。「関西ダービー」と「上位チーム対決」という注目カードであり、スタジアムは満員となりました。このような環境下で、学生たちは大きな歓声と迫力あるプレーを肌で感じることができました。参加した学生に当日の様子を報告してもらいます。

ゼミ生活動報告

 まず自分はベガルタ仙台の試合以外を見たことがなかったので、とても楽しみでした。ノエビアスタジアムは演出が豪華で、ライトや暗転を上手く使って独特な試合前の雰囲気を作り出していました。選手の紹介、試合前の応援の流れなど、ベガルタ以外のものを初めて見たので面白かったです。また、向かいの応援席にVIP席のようなものがあり、ソファやテーブルなどが置かれていたり、選手のベンチ横にも特別観戦席のようなものが置かれていて目の前での観戦が出来るようになっていたので、選手の声を聞くことが出来ると思うので良いと思いました。
流通学部2年生 工藤紫苑
 今回、試合を観に行って感じたことはお客様との距離感がとても近いことです。
 試合が始まる前のセレモニーやペンライト、照明による演出、試合最中のファンの方の声援などによってサッカーを詳しくない私でも楽しく観戦することができました。そういった演出ができているのは、ファンの方のチームへの想いに少しでも応えようとするたくさんの企画、運営スタッフがいるからだと感じました。
 また、スポーツの価値は、する人、みる人、支える人それぞれにあり、その価値を考えることがもっとスポーツ現場を盛り上げるために必要だと思いました。
 流通学部2年生 藤山のの香
 
  今回初めてJリーグを観戦しましたが、選手同士、サポーター同士の衝突が激しくとても緊迫した中で試合が行われているなと感じました。私は今まで野球をしてきたのでプロ野球の試合を観戦することが大半でした。
 プロ野球の試合は攻撃と守備がはっきり分かれているので、回跨ぎでイベントが行われたり、試合時間も長く、ファンの応援も応援歌が中心です。しかし、サッカーは攻守の切り替えが早く、急に試合展開が変わったり、サポーターの応援も、ヤジったりクラブの歌を歌ったりと、野球とは全く違う試合の雰囲気を感じました。
 スタジアムの広告もカメラに写る場所に集中していたりと様々な観点でとても新鮮でした。これからもサッカーに限らず様々なスポーツを観戦し、そのスポーツの特徴などを学んでいきたいです。
流通学部2年生 丸岡晴陽