2023年10月19日(木)のスポーツビジネス論の授業に、U-12プロフィジカルコーチでビーチサッカー日本代表のフィジカルコーチも務める鎌田豊さんにご登壇いただきました。「フィジカル」の専門家としてサッカーの世界や子どもたちの動きについてどのようにとらえているのか。また、ご自身の留学や独立のキャリアを振り返りながら、「学生時代にこんな授業を受けたかった!」をテーマにその思いを語っていただきました。
  • オンラインでもその想いが十分伝わってきた

  • ご自身の経験をもとに、学生にエールを送った

学生コメント

山本 小太郎さん
 印象に1番残ったのは失敗=成長という言葉です。
 気づいたことはやはり成長することや成功することにおいて失敗はつきものだとゆうことです。失敗するということは挑戦したということなので、一歩前に出たということになります。それが経験として次に生きてきて成功に近づくのだと気づきました。自分の将来に活かせることは何事にも失敗を恐れずに挑戦するということです。思いっきってやってみてそれで得たことを次に活かすことで成功できると学びました。まずは一歩前に出ることが自分の経験値になるのだと思いました。
 
片山 隆太郎さん
 鎌田さんは大学に卒業をしてから自分のお金でドイツに留学をしていたということで、自分でお金を貯めて留学するのはとても苦労しただろうなと感じたし、留学の経験はやはりスポーツにおいても人生経験においてもとてつもなくいい経験になるのだろうなと今回のお話を聞いて改めて気付くことができました。
 そして、印象に残っていることは鎌田さんのおっしゃっていた強運であると言い張ることが大事という言葉です。これを聞き、私は鎌田さんの体験したドイツでおじいさんから声をかけられて所属クラブチームが決まったことからもあるように他の業界でもたくさんいるだろうけど芸能人で成功している人は確かに運の良かったことに関する体験談を所々聞いたことがあるなと気づき、納得しました。
 さらに、成功者は成功するだけでなく失敗をして成長をしていくということでその失敗をどう変えていくか、そしてその出会いに感謝をすることが大事という言葉を聞き、やはり失敗からどう学ぶかが非常に大事なのだと改めて学びました。
 そして、コーディネートトレーニングがグーチョキパーの運動を通してどういうことかも理解することができました。
 
細呂木 徳さん
 今回は鎌田さんのお話を聞けて本当に良かったと思います。
 右も左もわからない状態でドイツへ行き、運に身を任せ自分に自身を持つことをアイデンティティとした鎌田さんにとても尊敬の意を感じます。僕自身、硬式野球部に所属しているのですが、挑戦することを恐れていて自分のプレーを発揮できない状態が多々あります。スポーツにおいて消極的なプレーを賞賛する人はマイノリティーだと感じます。
 鎌田さんのようにどんなプレー(挑戦)も全力で積極的に行い、失敗することを肝に銘じ頑張っていきたいと思います。
  • 2023/10/14-15@泉南パークで開催された国際親善試合でもフィジカルコーチを務めた

教員コメント

 講義中に何度も響く「ありがとうございます」の言葉が印象的でした。辛いことがあっても、やりたくないことをやらなければいけないことも、自分のやりたいことを貫いてきたからこそ今の鎌田さんがあるのだと知ることができました。失敗は誰でも怖いです。そんな失敗をも成長の糧ととらえるその思考が運を呼び寄せているのかもしれません。学生諸君は自分の生きる道を思い浮かべながら講義を聞いていたことと思います。
 後半はサッカーに特化しながら、子どもや大人の「フィジカル」について学ぶことができました。鎌田さんにさらなる「運」が訪れることを一同願っております。
 ありがとうございました。