今年も開催されたハルカス大学祭で、去年に引き続き阪南大学、大阪大谷大学、四天王寺大学の三大学による合同演奏を行いました。
阿倍野ハルカスの16階庭園で10:00からと11:30からの二回公演でしたが、悪天候のため時間を変更し、11:30と12:30から二回演奏をしました。
演奏開始時には、椅子が飛ばされるほどの強風が吹き、譜面が飛ばされないようにガムテープで固定しながら演奏しました。
強風の中でしたが、元気の良い演奏ができ、来てくださったお客様にも楽しんでいただくことができました。
ハルカス大学祭を行うにあたり、SNSを使った宣伝や、YouTubeで流れる宣伝映像に部員を代表して２名が演奏して宣伝する広報活動も行いました。
この広報活動が実を結び、本番当日にたくさんのお客様に足を運んでいただけたのではないかと思っています。

三大学合同、総勢27名で演奏するのは2度目のため、普段一緒に練習をしていないメンバー同士の演奏は難しいところも多くありましたが、お互いに良い刺激となったと思います。
選曲は各大学から一曲ずつ持ちよりました。その曲を他大学はどのように練習、演奏しているのかについて意見交換をおこないました。意見交換からは「loveマシン」では、掛け声に加え手の動きをつける、「joy」のサビの部分では（楽譜には無いですが）「joy joy！」と掛け声をかける、「宝島」ではソロパートを楽器のグループごとに全員で立って演奏したり、手拍子のリズムを真似してリズム遊びをしてもらうなどの企画が生まれました。本番当日は天候の都合で立って吹くことはできませんでしたが、企画が盛りだくさんの楽しく賑やかな演奏となりました。

計５回の合同練習は阪南大学で行いました。合同練習のはじめに、毎回テーマを変えた自己紹介をしてお互いを知り合ったり、一緒に喋りながら昼食をとるなど回を追う毎にコミュニケーションを深め、円滑に練習を進めることができました。
普段同じ楽器を人数が少ないため、吹奏楽の未経験者はなかなか他の人の演奏を聞く機会が少ないですが、合同練習では他大学の学生と上達のコツについて教え合いお互いを高める良い機会となりました。

ハルカス大学祭を通して、お互いを認め合う大切さと難しさ学びました。
今回の合同演奏はその難しさを乗り越え協力することで良い演奏をすることができたと思います。
もし来年度も同じく合同演奏会を開催できるならば、今回よりもより一丸となって合奏できるよう今回の経験を活かしていきたいと思います。

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