今村選手は1Rから果敢に攻めてストレート、ボディーをヒットさせました。
相手選手のガード越しでも構わずストレートを打ち上手くプレッシャーをかけていました。
2Rは序盤にダウンをもらい、続けて2回目のダウンをもらいました。
そのまま試合を止められ相手選手のRSC勝ちとなりました。
惜しくも敗退となってしまいましたが今村選手らしい力強いストレートが光る試合でした。

今回の試合において、石井選手は計量の結果体重が50グラムオーバーしてしまい、残念ながら公式戦への出場は認められませんでした。しかし、その代替として、本来対戦予定であった相手選手とスパーリング形式での試合を行うこととなりました。スパーリングは3分3ラウンドで実施されました。石井選手は最後まで集中力を切らすことなく、しっかりと戦い抜きました。ジャブの使い方が非常に的確で、試合の主導権を握ろうとする姿勢が随所に見られました。また、相手選手の攻勢に対しても、落ち着いてパンチを返し、守るだけでなく攻める意識を保っていた点が印象的でした。
結果として非公式戦での勝敗はつかない形式でしたが、内容としては非常に見ごたえがありました。石井選手自身の成長や今後の試合に向けた大きな自信につながる経験だったと思います。
今回の反省点としては、やはり減量管理の部分が挙げられます。今後は体調を崩さず、計画的な減量を行うことが課題となります。ただし、それ以外の点では非常に前向きな内容で、次の試合に向けて大いに期待できる内容でした。