2017年 エアライン合格体験記 CA  町野 早彩さん

——— 非常に狭き門である航空業界への就職。
その夢を多角的にサポートする支援制度が阪南大学には整っています。
世界の空で活躍したい。そんな目標を抱くみなさんをしっかりサポートする阪南大学。
夢の翼を羽ばたかせた学生たちの体験を通して「エアラインへの道」をご紹介します。


同じ夢を持つ親友と、航空業界のニュースをLINEで共有。

町野 早彩 さん

Machino Saaya

Bell High School(カナダ)出身

2014年4月
阪南大学 国際観光学部 入学
2017年
CAに内定

過去に祖父母が海外からの留学生をホストファミリーとして受け入れていた縁で、中学生のときに海外の方とふれ合う機会がありました。そのときに「こんな広い世界があるんだ!」と衝撃を受け、自分の目で世界を見てみたいと思い、高校はカナダへ留学することに。そのフライトで見たCAの姿に魅力を感じたのがきっかけで、私もCAに憧れるようになりました。

進学先は実家のある関西圏で、観光について学べる大学をインターネットで検索。カナダにいたので情報源がインターネットしかなかったこともあり、進学先は阪南大学の国際観光学部に絞りました。

大学では同じ道を志す仲間との貴重な出会いがありました。エアライン関連の授業ではいつも一緒に最前列に座り、2人でLINEのグループをつくって業界のニュースなどを見つけては送り合っていました。4年間、お互いに支え合える親友に出会えたことが、CAの夢を実現させる大きな力になったと思います。

面接で聞かれたことは、すべてスマホにメモして振り返っていました。

3年生の後期からは航空業界の就職対策をしてくれるエアラインスクールに参加しました。面接の練習では先生がさまざまな角度からアドバイスをしてくれますが、他の学生が指摘されたことも自分への指摘だと受け止めて必死にメモを取っていました。

実際に就職活動が始まると、面接で質問されたことはすべてスマホにメモしておき、うまく答えられなかった部分などをエアラインスクールの先生と一緒に振り返るようにしました。またこの頃から、毎日誰かに感謝したことを綴った「感謝日記」というのを書き始めました。これを読み返すことで一緒にがんばっている仲間のことを思い出し、就職活動への勇気に。今でも読み返すと涙が出てきます。

これらの努力が実を結び、内定をいただいた企業の面接は自分でも満足できるものになりました。伝えたかったことをすべて言葉にすることができ、きちんと筋が通った説得力のある話ができたと思います。

ゼミで町おこしに関わった経験が、面接のアピールポイントに。

国際観光学部のゼミ活動では町おこしに取り組んでいました。その一環として、兵庫県の養父市で地場産のトマトを使った新しいソースの開発に挑戦。市内にある酢のメーカーさんと一緒に試行錯誤を繰り返しました。養父市は大阪からも遠く、往復するだけでも大変でしたが、企業と一緒に商品開発の現場に関わることができ、とても貴重な経験になりました。

この経験は、就職活動の面接でも大きなアピールポイントになったと思います。商品開発にあたってどんな所にこだわったか、どんな苦労があったかなどを話すと、面接官の方々も興味を持って聞いてくださいました。特に内定をいただいた企業は地方の空港を結んでいる航空会社なので、地域振興につながる取り組みへの関心は高かったと感じています。

このゼミ活動の経験も生かし、将来は地方の魅力を発信していけるようなCAになりたいです。地元の人しか知らないような情報をお客様に提供し、日本中を活性化させるのが夢です。

航空業界への就職を叶えた学生への合格体験インタビュー