キャリゼミ2016中間報告 国際観光学部 清水ゼミ 3〜4年生

活動の目的及び取り組む課題

 清水ゼミでは将来の就職先として旅行会社を目指している学生が少ながらずいるが、行政の観光政策も含め、旅行業の現状や今後の可能性に関して、授業で多少の知識は身につけているものの、現場(旅行会社を利用した経験等)を知る学生は多くない。21世紀に入り、われわれを取り巻く社会にネットが浸透していく中、旅行会社のあり方は大きく変化している。80年代以降旅行会社は黄金期を享受していたが、今経営の壁にぶつかり、必死で生きる道を探り、その存在感をアピールすべく尽力している。
 ゼミ活動ではこの現状を把握し、旅行業の将来について考察を行なう。具体的には、旅行会社との共同研究を行う。支店長と何度か話し合いをし、店舗調査を行い、またスタッフから現状の問題について話を聞き、店舗が抱える問題の解決を目標とする。サービススキル、顧客の満足度、商品展開、企画イベント、社員教育、店舗環境など様々なテーマが考えられるが、学生は自らで研究課題を探し出し、その課題の解決に向かって学生の目線から提案を行なう。3チームに分けて研究を行うが、研究過程で各チームが数度の旅行会社とのミーティングを行い、最終的には旅行会社への提案を行い、評価をいただく。加えて研究成果を観光関連の学会の学生大会で発表することにより、この問題をより深く理解することができるようになり、将来の旅行会社への就職にもつながる。企業との共同研究により、社会人基礎力を養うことを最大の目的とする。

活動内容

3チームに分けて研究を行う。
① 各企業の研究を行なう。旅行業関連の文献、トラベルジャーナル、トラベルニュースの記事など先行研究を行う。
② 各旅行会社での支店長、役職者とのミーティングを行う。(約4〜6回)
③ 各旅行会社の店頭調査(現地調査、定点観測等)、ヒアリング調査を行う。
④ 各旅行会社(支店長)への中間報告をPPTにまとめ行う。中間報告の評価をいただく。
⑤ タイでの発表会(現地JTB,HISなどの企業)へのプレゼンテーションを行う。
⑥ 中間報告、タイでの発表会で指摘されたことを再度確認し、完成へ向けて現地聞き取り調査、定点観察、データの分析を行なう。
⑦ 研究のまとめを、日本観光研究学会、NPO観光力推進ネットワークの学生研究発表会にて研究発表を行う。
⑧ 共同研究の集大成として、最後に各旅行会社への課題解決の提案を行い、評価をしていただく。
⑧ 1年間に数回、大学HPへ研究成果報告の記事を上げる。

【中間報告】代表学生から活動状況

 私たち清水ゼミは旅行会社の研究として、実際に企業と共同研究を行っています。
 その中でもJTB、HIS、日本旅行の3チームに分かれており、私はJTBチームでした。
 JTBとの共同研究で、店舗の来店者数増加のため店舗で行う「新規ビジネス」を新たに提案してほしいというテーマをいただきました。
 私たちは2回生のゼミで、まず先生に「研究」とはどういう意味なのか、一体どのようなものなのかを教わりました。そして教わったことを活かしチーム全員で協力し、研究を進めていきました。
 中間発表はタイのバンコクで行いました。そこで現段階での研究成果を様々な分野を専攻している方々から、今までとは違った視点から数多くのアドバイスをもらいました。そして現在、私たちはタイで頂いた意見や問題点を踏まえて少しずつ完成へと近づけています。タイでの研修で学んだ文化やタイの美しさに魅了され、現在は旅行会社の研究と並行してタイへのアプローチ方法について研究も行っています。
 どちらの研究も深めれば深めるほど終わりのない研究なのですが、メンバー全員が時間に都合を合わせて自主的に集まり、楽しく研究に取り組んでいます。

国際観光学部 3年 加藤 千晶

参加学生一覧

阿部 壮馬、池谷 悠、井上 茜、岩間 愛、上江洲 清輝、新城 朱里、西澤 明広、林 莉緒、藤原 醇、峯松 健、稲垣 万夢、北 拓真、清水 敦弘、高橋 香菜子、松宮 勲旺、奥 翔一郎、加藤 千晶、飯田 有、川内 志織、佐竹 奈緒子、塩山 恵理菜、津嘉山 理沙、長野 諒大、藤岡 怜那、藤田 理沙、中島 麻衣、三木 智弘、森木 麻衣、安田 瞳、安村 莉緒、米原 佑、HUANG PAO-HAN

連携団体担当者からのコメント

株式会社エイチ・アイ・エス 担当者代表 日高 章朝氏 担当 小原 崇氏 三谷 岳史氏

 団体旅行という普段はあまり関わることのないものなので分からないことが多くあったかとは思います。以前はあやふやだった内容が、どこに需要があるのかまたアプローチできていないのかをしっかいと分析できており、またターゲットを絞って何がやりたいのか明確になっていたので大きな成長を感じました。ここまで分析は多くの企業様や団体様にお電話をかけてのヒアリングをした努力の結果が出たものだと思います。まだまだ集めあければいけない情報は多くあるかと思いますが、大変なことに取り組む姿勢を忘れずに最後までやり遂げて満足のいく発表が出来るのを楽しみにしています。

活動日程

本年度キャリアゼミ活動の目的を達成するため、以下の計画を実行する。
① 4月 各旅行会社訪問、支店長・スタッフとのミーティング。 文献調査とその分析。
② 5月 各グループでテーマ設定、文献調査とその分析、現地調査を開始。
③ 6月〜8月 現地調査、支店長とのミーティング、研究を進め、中間報告、評価をいただく。
④ 9月 タイバンコクにて現地観光産業企業との研究発表会にて研究の中間発表と、評価をいただく。 成果の記事作成。
⑤ 9月〜11月 中間報告の評価に基づき、現地調査とその分析を進める。
⑥ 12月 日本観光研究学会全国大会(江戸川大学)での学生ポスターセッション発表。成果の記事作成。
⑦ 1月 キャリアゼミ発表へ向けての最終準備。
⑧ 2月 キャリアゼミ発表。
⑨ 2月 NPO観光力推進ネットワークの学生研究発表会にて研究発表。
⑩ 3月 各旅行会社と研究成果を行い、最終的な評価をいただく。

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