活動の目的及び取り組む課題
近年、 少子高齢化や消費者の価値観の多様性など SC を取り巻く外部環境は大きく変化し、 市場ニーズを的確に捉えることが著しく困難になっている。加えて、大都市圏では、SCや百貨店など商業施設の大型化によるオーバーストアが問題となり、過当競争が続いている。ここで、競合する商業施設の中で勝ち残るためには、来店者数の継続的な増加によって「売れる環境」 を作らなければならない。 ディベロッパーは自らの存在感を高め、 来店する価値を向上させるためにどのような戦略を打ち出せば良いのか。 広域商圏が対象の場合には、 商圏状況や特性を知り、 想定顧客のライフスタイル分析に基づく効率的アプローチを模索することが極めて重要となる。 また、 インバウンド対応やeコマース、SNSへの対応も不可欠である。
本ゼミでは、SCの価値創造に直結するライフスタイル提案型の集客戦略に着目する。ディベロッパーと出店テナントへのフィールドワークをとおして、その現状と課題を具体的に抽出させる。そして顧客の「ライフスタイルニーズへの最適化」 というキーワードから課題解決へ向け、 多面的なアプローチを試みながら、 最終的にディベロッパー企業への集客戦略の提言書としてまとめあげることが目的である。
また、ゼミ生は、SCを運営管理するディベロッパー企業の主要業務であるビル運営手法や市場分析、販売促進企画、オムニチャネル化、 リーシング戦略などのさまざまなマネジメントを直接学ぶことになる。 この経験から得る知見は、 ファッション業界を目指すゼミ生にとって、商品計画や店舗開発、 集客・販売戦略などに対して、 自らプランニングをイメージすることが可能となり、 就職活動への実学的な経験価値を獲得することになる。
本ゼミでは、SCの価値創造に直結するライフスタイル提案型の集客戦略に着目する。ディベロッパーと出店テナントへのフィールドワークをとおして、その現状と課題を具体的に抽出させる。そして顧客の「ライフスタイルニーズへの最適化」 というキーワードから課題解決へ向け、 多面的なアプローチを試みながら、 最終的にディベロッパー企業への集客戦略の提言書としてまとめあげることが目的である。
また、ゼミ生は、SCを運営管理するディベロッパー企業の主要業務であるビル運営手法や市場分析、販売促進企画、オムニチャネル化、 リーシング戦略などのさまざまなマネジメントを直接学ぶことになる。 この経験から得る知見は、 ファッション業界を目指すゼミ生にとって、商品計画や店舗開発、 集客・販売戦略などに対して、 自らプランニングをイメージすることが可能となり、 就職活動への実学的な経験価値を獲得することになる。
活動内容
(1) 日本SC協会の各種資料の取り寄せ、 本件テーマに沿う情報及びデータ分析による現状把握と課題の抽出。
(2)SCへのフィールドリサーチを実施することにより、 上記(1)で抽出された課題の確認。
(3)ディベロッパー・テナント企業の営業企画担当者へのインタビュー実施による議論を通して、上記(2)の問題点を深耕化。(4)ディベロッパーの営業企画及びアパレル企業の営業・MD担当者との議論をとおして、上記(3)で抽出された課題解決検討
及び立案。
(5)ディベロッパー企業へのプレゼンテーション実施。
(6)ディベロッパー企業へ提言書の提出。
(2)SCへのフィールドリサーチを実施することにより、 上記(1)で抽出された課題の確認。
(3)ディベロッパー・テナント企業の営業企画担当者へのインタビュー実施による議論を通して、上記(2)の問題点を深耕化。(4)ディベロッパーの営業企画及びアパレル企業の営業・MD担当者との議論をとおして、上記(3)で抽出された課題解決検討
及び立案。
(5)ディベロッパー企業へのプレゼンテーション実施。
(6)ディベロッパー企業へ提言書の提出。
【中間報告】代表学生から活動状況
前期の活動は、ルクアイーレへのイールドリサーチを2回おこないました。実際にテナントの業種が多くあり、以前みたいに洋服中心の店舗が少なくなっていることが分かりました。また、ルクアの担当者から説明をいただき、ライフスタイルによる幅広い集客に工夫していることを実感しました。流通学部ゼミナール大会で大阪市内のグランフロント大阪、ルクアイーレ、心斎橋オーパの特徴の比較を発表しました。
流通学部 3年 高井 亮介
参加学生一覧
應治 花菜加、片岸 千乃、勝岡 真太郎、川野 美香、河本 凌侑、斉藤 里菜、酒谷 知波、嶋吉 諒、高井 亮介、立山 杏奈、大部 宙、長谷川 塁、八軒 綾音、ハヤシ ヒョンス、林田 燿、本井 杏奈、吉田 香葉