キャリゼミ2016中間報告 流通学部 大村ゼミ 2年生

活動の目的及び取り組む課題

アパレル企業は、市場にモノが満ち溢れた飽和時代・成熟時代の中、消費者の意識・行動・価値観の変化により、既存の販売戦略からの脱却を迫られている。特に、消費者購買行動の動機付けを向上させる販促活動の成否がきわめて重要となる。販促活動とは、売り手が買い手の購買心理を刺激し、商品を購入させる為に行う組織的な活動の事で、マスメディアを使った大規模なプロモーションやノベルティ・試供品の提供、買い手の購買心理を刺激するレイアウトや商品説明、アフターサービスの充実といった多岐にわたる活動である。その中でも、特にアパレル企業では、付加価値のあるノベルティの提供が消費者購買行動に最も刺激を与える効果があると注目を集めている。しかしながら、多くの企業が専門業者へアウトソーシングされており、企業の独自性ある開発がなされていない現実が存在している。本ゼミは、このノベルティ商品に着目し、マーケティングリサーチを行いながら、さまざまな課題を抽出し、新たな視点の販促商品を提案する事を目的としている。

活動内容

本ゼミは、アパレル企業のノベルティに関して、マーケティングリサーチやフィールとワークをとおして課題を発見し、企業が求める新たな視点から課題に適応する商品の提案を行う。よって、活動内容は、以下のプロセスを実践する事になる。
①ノベルティ商品の市場調査、企業へのインタビュー調査、消費者へのアンケートによる現状把握と課題の抽出。
②フィールドリサーチを実施する事により、上記①で抽出された課題の確認。
③企業の販売戦略担当者(MD)・専門業者へのインタビュー実施による議論を通して、上記②の課題を深耕化。
④企業の営業・MD担当者との議論を通して、上記③で抽出された課題解決検討及び立案。
⑤ディベロッパー企業へのプレゼンテーション及び提案書提出。

【中間報告】代表学生から活動状況

 前期は、主に企業の販売促進についてインターネットでの企業サイト調査と神戸ファッション美術館にある、さまざまな小物雑貨からノベルティのヒントをリサーチしました。また、ゼミ内でこれまでもらったノベルティでうれしかったものは何かというテーマで、話し合いました。やはり、小物雑貨のノベルティが多いようで、エコバックやポーチなどで、ブランドロゴマークが入ったものが多いことがわかりました。しかし、みんなの意見では、どこも同じような物ばかりで、絶対欲しいということはなく、販促のための価値は無くなってきていることもわかり、これから課題である魅力あるノベルティを考えていきたいと思います。

流通学部 2年 植田 慶次郎

参加学生一覧

大辻 暁登、土井 史也、中尾 瑞穂、夏目 一聡、森田 憧真、赤尾 瑞希、池田 生穂、石川 凌、今井 幸花、植田 慶次郎、高林 莉沙、田中 加奈子、永井 未憂、松永 こころ、松本 京子、松本 健太郎、宮尾 康平

連携団体担当者からのコメント

㈱ジャヴァコーポレーション 経営企画部 白倉 亮一氏

企業にとって販促材料は悩みの種です。特にイベントやフェアの時、集客に結び付くノベルティの検討は担当者にとって大きな仕事になります、今回のコアターゲットでもある学生さんからのアイデアに期待します。

活動日程

本年度のキャリアゼミ活動の目的達成する為に、以下の計画を実行する。
前期:4月 販売戦略に関する基礎知識習得、チーム編成と役割分担
    5月 販促活動に関する基礎知識習得及び実態調査
    6月 アパレル企業へのインタビュー調査①、店舗へのフィールドリサーチ①、消費者へのアンケート①
    7月 専門業者へのインタビュー調査②、店舗へのフィールドリサーチ②
    8月 アパレル企業・専門業者へのインタビュー調査③
    9月 実態調査(SC・路面店・百貨店へのフィールドリサーチ③)
後期:10月 アンケート及び実態調査の分析
    11月 課題抽出とノベルティの検討①
    12月 課題抽出とノベルティ商品の検討②、実態調査Xmas商戦(フィールドリサーチ③)
    1月 実態調査(フィールドリサーチ④)、ノベルティ商品の検討③、提案書の作成①
    2月 提案書の作成②、アパレル企業へプレゼンテーションと提案書提出
    3月 総括と今後の問題提起

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