活動の目的及び取り組む課題

企業の花形部門である商品開発は、多くの学生にとってあこがれである。そのため学生を対象とした商品企画コンテストも多数開催されているが、そのほとんどはアイディアコンテストである。しかし実際の商品開発は、アイディアだけでは実現しない。そのアイディアを形にする試作、ビジネスとして成功するかどうかを見極めるコスト計算や需要予測、さらには販売後のマーケティング計画など、多岐にわたる問題を同時並行で解決していかなくてはならない。これには理論と実践両面からの教育・訓練が必要である。
そこで本活動では、大学生による日本最大級の商品開発コンテストであるStudent Innovation College(通称Sカレ)に参加し、机上の空論ではない実践的な商品開発活動を修得することを目指す。同時に全国の同じ大学3回生と、書類やネット上ではない、リアルな競争を体験させることで、就職活動に役立つ実践的な競争力を身につけることも目指す。

活動内容

上記の目的を達成するために、大きく3つの活動に取り組む。第1にメインとなるSカレへの参加である。具体的なテーマは5月頃に発表となる予定だが、12名の学生が4テーマに分かれ、各テーマスポンサー企業の課題にそって、調査,企画,試作,検証といった商品開発活動に取り組むことにある。
 第2に,小グループによる理論学習である。商品開発に関しては学術,実務両面からすでに多くの研究蓄積が存在する。ゼミ活動はもちろんのこと、デザイン、プロモーション、消費者行動などテーマにわかれて自主的な勉強グループを立ち上げる予定である。その結果,商品企画テーマと基礎理論のマトリックス組織が生まれ,よりダイナミックな活動が期待できる。
 第3に,他大学との交流である。本番のプレゼン以外でも,Sカレに参加する他大学のゼミと交流戦を実施することで,学生たちが自分たちの力を相対的に見極める機会を持つ。Sカレはもちろん、就職活動は他大学との競争である。早い段階から自己評価の視点を外に向けるように誘導する。

【中間報告】代表学生から活動状況

水野ゼミではSカレに挑戦しています。26大学31ゼミの3年生が9テーマに分かれて商品企画を行う全国規模の商品開発コンテストです。水野ゼミからは12人が4テーマに参加しています。10月には企業に対する最初のプレゼンである秋カンが立命館大学いばらきキャンパスで開催され、各チーム3分間で商品コンセプト説明と質疑応答を行ってきました。残念ながら全チームともコンセプト1位を獲得するには至りませんでしたが、審査員である各企業の社長さんや教員の方々に講評をいただき、今後の改善点が見えてきました。またこれに先立って9月には東京遠征を行い、青山学院大学、日本大学、首都大学東京と交流戦を実施。模擬プレゼンや互いの講評を通して商品開発について知識を深めるとともに、そのあとの打ち上げでは情報交換や大学間の交流ができ、よい学びとなりました。今後は最後の発表である冬カンに向け、チームでの活動はもちろん、ゼミとしてゼミの時間以外も水野先生の指導のもと各テーマ優勝を目指して邁進してゆきます。

経営情報学部3年 大谷 風花

参加学生一覧

大川 凱、大谷 風花、阪本 優誠、高倉 大希、高橋 夏季、竹内 美帆、土谷 幸誠、安延 真央、山本 裕介、吉富 万真、吉野 憲人、渡部 凌平

活動日程

●5月上旬  テーマの決定
●5月〜7月 アイディア創出のための調査、ブレーンストーミング、デザインシンキング
       小グループ学習の開始 ⇒ 成果をFBなどで公開
●8月〜9月 フィールドワーク 商品企画 試作品
       他大学との交流戦(東京方面1回、関西2回)
●10月上旬  秋カンファレンス 第1回目の連携先企業への活動報告とフィードバック
●10月〜11月 企画の修正、修正版試作品の完成、プレゼンテーションの準備・練習
●12月上旬  冬カンファレンス 最終提案 連携企業への最終報告と評価
●テーマ優勝した場合 12月〜2月 商品化に向けた作業

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