3年後期から客室乗務員をめざし夢をつかみました。エアライン合格体験記 国際観光学部 石山 知美さん

——— 非常に狭き門である航空業界への就職。
その夢を多角的にサポートする支援制度が阪南大学には整っています。
世界の空で活躍したい。そんな目標を抱くみなさんをしっかりサポートする阪南大学。
夢の翼を羽ばたかせた学生たちの体験を通して「エアラインへの道」をご紹介します。


CAは「日本の良さを広める」仕事だと気づいて。

石山 知美 さん

Ishiyama Tomomi

兵庫県立豊岡総合高校 出身

2011年4月
阪南大学 国際観光学部 入学
2014年9月
香港エクスプレスに内定

エアライン業界をめざしたきっかけは、カナダ留学からの帰りのフライトで日本人客室乗務員から受けた接客でした。久しぶりに日本人から受けた接客ということもありましたが、留学中は日本の良さを広めるボランティア活動に取り組み、海外で数多く知ることができた日本の長所を、世界に広めたいと考えていたのです。日本へ向かう機内で、何気ない、それでいて安心感を与えてくれる接客に衝撃を受け、客室乗務員こそ私のしたいことにぴったりだと気づきました。

外国人の方々が日本を訪れる際には、私が機内で受けたような感動を覚えていただけるように、また出国される際には、再び日本に来たいと思ってもらえるような接客をしたいと思い、客室乗務員をめざすことを決意しました。

帰国したのが3年生なので、1年次からエアラインの特別講義を受けていたわけでもなく、CAをめざす他の仲間に比べると遅いスタートでした。

完璧主義をやめ、自分の言葉で話すように。

留学の準備と留学経験により、TOEIC®スコアは1年次で350点、2年次で480点、3年次で685点と順調に伸び、リスニングはほぼ満点を取ることができるようになりました。また、50周年記念事業の「おもてなしプロジェクト」に参加し、外国人学生に関西を案内する経験など、CAの仕事につながるスキルと考え方を身につけることができました。

けれども実際の就職活動では、なかなか自分を表現することができず苦戦しました。そんな時にエアラインスクールの先生から「あなたは完璧主義だから、言葉に詰まってしまう。感じたことを自分の言葉で伝えれば気持ちが伝わるはず」とのアドバイスを受け、以前より緊張することなく考えを伝えられるようになりました。選考に落ちたときもマイナス思考をやめ、「いつか私を待っている企業に出会える」と前向きに考えました。

香港エクスプレスから内定のお電話をいただいたときは嬉しすぎて実感がわきませんでした。面接日前日に、母から電話で喝を入れてもらったおかげです。日本の良さを伝えられる客室乗務員として活躍できる日が楽しみです。

航空業界への就職を叶えた学生への合格体験インタビュー