カナダ、ニュージーランド、韓国、台湾での留学生活の模様を感じてもらえる報告書となっています。
なお、派遣留学については、阪南大学後援会から渡航航空券費用について補助をいただいています。

経済学部  3年 井上 正太郎

Not much has changed recently, but I’m enjoying my daily life in Victoria. I go to school every day and often play soccer with a group of about 20 people at the University of Victoria. The players are of all ages, from 20s to 70s, and everyone is very kind.
However, I once experienced Asian hate while playing soccer in a public park. It was very sad and made me realize how important understanding and education are. That experience taught me a lot.
I also joined a school beach event. The water was cold, but very clear, and I could see the U.S. across the sea. One of my favorite places is Fisherman’s Wharf—it has great food and beautiful views. Victoria’s weather is perfect, usually dry and cool.
Even if my days feel simple, I’m learning and growing. I can understand a bit more native English now, and although I still need more vocabulary, I feel I’m improving little by little.

                    

国際コミュニケーション学部  3年 岩佐 幸志郎

 カナダに来て約2か月が経ち、ホームシックもなく充実した毎日を過ごしています。午前中の授業に通っているため、朝7時半に家を出る生活には最初は慣れませんでしたが、今は問題なく通学できています。英語力に波があり、時にはモチベーションが下がることもありますが、日々の課題をこなしながら少しずつ成長を実感しています。
放課後や週末には友達とダウンタウンに出かけたり、日本食のラーメンを食べに行ったりと楽しんでいます。4月の連休にはルームメイトや友人と一緒に日帰りでバンクーバーへ行き、有名な水蒸気時計やスタンレーパークを訪れショッピングも楽しみました。船での往復料金が手頃なので、また訪れたいと思っています。
一番の思い出はクラスメイトと三日間のサンフランシスコ旅行です。ゴールデンゲートブリッジを散策し、元刑務所で映画の舞台にもなったアルカトラズ島のツアーに参加しました。旅の最大の目的であったNBAプレーオフの試合観戦は、迫力満点で感動的な経験となり、人生で最も幸せな時間の一つになりました。三日目はお土産を買ったりしてゆっくり過ごし、無事にカナダに戻ってからも留学生活を楽しんでいます。これからも頑張っていきたいと思います。

国際学部   3年 片岡 昴

 授業についてはこれまで仲良くしていた韓国人の生徒や日本人の生徒などが母国へ帰り、少し残念な気持ちもありましたが、新たな友達ができ次のステップに進めたと感じます。中でもネイティブのグループに参加することができ、イギリスの生活の本質に少し関われたのではないかと思います。教科書には載っていない英単語、フレーズ、表現など現地でしか学べない生の英語をたくさん習得することができ、成長を実感しております。さらには、日本語を習得したいネイティブの内部生と日本語を教えたり、ボランティアに参加したりと本当に毎日が充実しております。しかし、英語力をさらに伸ばすためには、机に向かい勉強することが最も大切なため、自己学習にも目を向けていきたいと思います。

国際コミュニケーション学部 3年 堤 康代

ニュージーランドでの留学生活も3か月が経ち、最初は戸惑いが多かったものの、徐々に生活や学校に慣れ、充実した日々を送っています。4月上旬から中旬にかけて行われた中間テストでは、特にスピーキングテストに緊張しましたが、無事に乗り切ることができました。今後はもっと自信を持って堂々と話せるようになることが目標で、授業のペアワークを活かしてスピーキング力を伸ばしていきたいと考えています。また、リスニングの難しさも感じており、特に会話のスピードが速く単語の理解が課題だと実感しました。そのため、学校外でも積極的に英語を聞く時間を増やすよう努力しています。
中間テスト後のホリデー期間には、ホストファミリーとイースターを過ごしました。日本ではなかなか味わえない家族でのんびり過ごす温かい時間に触れ、特別な経験となりました。その後、クライドという町にホストファミリーと滞在し、美しい紅葉の中でハイキングやサイクリングを楽しみ、ホストシスターと一緒にゲームで遊ぶなどリフレッシュできました。しかし、友達に会えず英語力に自信が持てないことから孤独を感じることも多く、言いたいことがうまく伝えられない悔しさを味わいました。ルームメイトがいなかったため悩みを共有できず辛さを感じましたが、この経験が自分の英語力を見つめ直すきっかけとなり、もっと話せるようになりたいという強い意欲が生まれました。
授業は時に難しく大変ですが、多国籍の友人たちと交流し異文化を体験できることを嬉しく思い、英語を学んでいることに感謝しています。残りの期間も、授業やクラスメイトとの会話を楽しみながら、より一層充実した留学生活を送りたいと考えています。

 国際観光学部 3年 松井 瑠璃夏

留学期間が残り1ヶ月を切り、生活には慣れて自分のペースを掴み、人と関わることにも自信がついてきました。4月は中間テストとイースターホリデーがあり、多くの初めての経験をしました。特にリスニングテストに苦戦し、自分のリスニング力の弱さを改めて痛感しました。その後、英語を聞く機会を増やすことを意識し、努力しています。
イースターホリデーではホストファミリーやその友人たちとホリデーハウスに滞在し、5日間英語のみの環境に身を置きました。最初は会話が速くて戸惑いもありましたが、徐々に慣れ、周囲の優しさに助けられながら溶け込めるようになりました。また、ワナカ湖など有名な観光地も訪れ、現地のイースター文化を体験できたことは貴重な経験でした。現地の人たちは留学生の拙い英語を気にせず理解しようとしてくれることに気づき、自信も深まりました。ホリデー後にはリスニング力の向上を実感でき、小さな成果が今後のモチベーションとなっています。
学校再開後は新しい留学生やルームメイトが加わり、環境の変化に対応する力も必要と感じています。多くの出会いと別れがある中、残り20日ほどの留学生活を充実させるため、積極的に行動し後悔のないよう過ごしたいと考えています。
短期間で英語が流暢になるのは難しいため、帰国後の継続的な学習も重要だと実感しています。留学自体に意味はあるものの、留学後の努力も欠かせません。残りの期間は最大限英語力を伸ばしつつ、将来についても考える時間を持ちたいと思います。帰国直前の期末テストでは、単に点数を上げるためではなく、しっかりと身につけるために真剣に取り組むつもりです。

国際観光学部 3年 筈谷 陽司

カナダのヴィクトリアに来て2か月が経ち、生活に徐々に慣れてきました。ホストマザーとの暮らしは快適で、大学から徒歩20分の距離にあるため通学もしやすいです。ホストマザーはお風呂好きで、節水しながらも湯船を使わせてもらえるなど日本と違う点もあります。日本人ルームメイトとは英語で話すルールを作り、お互いに助け合いながら英語力を高めています。移動はバスが中心で、乗り降りの際に感謝を伝える習慣から地元の人々の温かさを感じています。気候は穏やかですが5月でも肌寒く、日本の夏服と比べて季節のギャップを感じます。物価は日本より高く、食費が予想以上にかかるため節約も心がけていますが、友人と英語でコミュニケーションを取りながらの買い物や食事は良い経験になっています。
学校の授業は午前と午後に分かれており、自分は午前クラスに所属。1クラス約15人で先生との距離が近く質問しやすい環境です。授業は教室での学習だけでなく、ダウンタウンやビーチでのフィールドワークもあり、現地の人々と交流できる貴重な機会もあります。放課後はジムでトレーニングやスポーツを楽しみ、現地の生徒と交流していますが、生活が少しルーティン化してきたためクラブ活動やボランティア参加も検討中です。学校内には多くの日本人学生がいて日本語で話せる環境もあり、英語を使う機会が減ってしまうこともありますが、先生やクラスメイトは理解しようとしてくれるため、恥ずかしがらずに積極的に英語でコミュニケーションを取ることが重要だと感じています。
この2か月間で多くのことを学び経験できましたが、成長のペースがやや緩やかになっていることに不安もあります。残り3か月でどれだけ英語力を伸ばせるか楽しみであり、引き続き努力を続けて充実した留学生活を送りたいと思っています。