2020年度の春期・秋期の交換・協定留学についてはコロナウィルス感染の影響により残念ながら全員が留学中止となりました。留学先到着直後現地において緊急事態宣言の発令があり、帰国を余儀なくされた学生、出発前に留学中止となった学生、留学期間が1年間であった学生が半年で留学を中止して帰国した学生、これらの全学生を対象とした夏期集中語学講座を前期授業終了後の8月24日(月)~9月4日(金)の期間開講しました。受講学生は英語圏23名、韓国語圏7名、中国語圏4名で、英語圏はレベル別3クラスに分かれてのTOEICスコアアップのための10日間の講義+ネイティブ講師による異文化トレーニング学習2日間+英語学習アプリを用いた3か月間の学習プログラム、韓国語・中国語圏については、音楽、文化について動画教材を利用し学びながら語学力向上を図る2週間の講義という学習プログラムが実施されました。今回の講座に関しては、3講座のうち韓国語講座に関しての内容が読売新聞8月27日夕刊内「月刊大学8月号」記事にも取り上げられました。

韓国語講座受講 国際コミュニケーション学部 中村 まみ

記者の方の質問に答えながら、留学の直前に留学が中止となった時の悔しい思いが、よみがえってしまいましたが、留学への夢はあきらめていません。今回の講座に参加したことで久々に韓国語をたくさん話すことができたし、留学を志望して準備を進めていたたくさんの仲間ともオンラインではあっても久しぶりに再会できてうれしかったです。また留学への強いモチベーションがわいてきました。いつか留学できる日に向けて、これからも韓国語の勉強を続けていきます。私にとっては韓流ブームの韓国ではなく、一生の学びの場所が韓国ですから、留学の夢は必ず叶えたいです。

英語講座受講 国際観光学部 田中 咲生

私は観光業界への就職を目指して協定留学制度の一つであるカナダホテルインターンシッププログラムに出願し、留学が決定したのですが留学出発の1か月前に中止が決定しました。約1年間、語学の学習を含めて自分の夢の達成のために努力してきただけに、中止の知らせを聞いた時には、大変なショックでした。前期の授業も慣れないオンラインでの授業となり、これも大変でした。ただこの半年間については、留学については、もう一度チャレンジするべきかどうか、将来のキャリアプランを含めてじっくりと再考するいい機会だったような気がしています。まずは、国内でゼミ活動をはじめとする授業をがんばっていきたいと考えています。もちろん英語の学習は継続してがんばります。