2020.9.1

「留学生対象就職対策講座+就活をテーマにした日本人学生との交流学習会by Online」を開催しました

留学生会・ICEコラボ企画「コロナ禍の今だからこそ、学びたいこと・やってみたいこと」第1弾

留学生会メンバーとICEメンバーは「コロナ禍の今だからこそ、学びたいこと・やってみたいこと」をテーマにして自分たちがリモートで学んでみたい講座、講演会、学習会、やってみたいイベントについての企画立案会議をリモートで行い、その企画案の一つである「留学生対象就職対策講座+就活をテーマにした交流学習会」を国際交流課に提案、採用され、前期授業終了後の8月24日(月)~28日(金)に開催されました。この企画立案の背景については、コロナの影響により先行き不透明な就職状況、アルバイト先の確保のための履歴書作成、面接対策に不安を持つ留学生からの要望と「就活」をテーマにした意見交流会を通じた留学生との交流を行いたいというICEメンバーの要望をコラボさせ企画として国際交流課に提案されてきたものです。
講座ではキャリアコンサルタント資格を持つ日本語教師2名がZoomを使用して①履歴書・エントリーシートの書き方の注意点②日本企業の採用方法、スケジュール③自己分析の具体的方法④自己PRの書き方についての講義、グループワークが4日間にわたり行い、留学生8名(学部生6名、大学院生2名)が参加しました。最終日には、ICE所属の日本人学生10名が参加し、「母国の就活と日本の就活」をテーマとし3グループに分かれてグループディスカッションが行われました。
留学生会とICEコラボ企画「コロナ禍の今だからこそ、学びたいこと・やってみたいこと」については、第2弾として希望する学生が参加できるリモート形式による異文化理解をテーマとした講演会の近日中の開催を予定し、現在、講師との最終調整を行っています。開催内容が決定次第、皆さんにお知らせしますのでご期待ください。

国際コミュニケーション学部3回生 留学生会代表 LIN LI

今回の講座では、(1)日本の就活の特殊性(2)自己PR作成の難しさ(3)日本語能力向上の必要性を実感することができました。昨年度の「日本事情」の授業で受講生の皆さんたちと留学生会の役割と今後の活動についての意見交換を行いましたが、その中で日本人学生とのコラボによるイベントや学習会を積極的に行っていこうという意見が多く出されました。3月末のICEメンバーとの合同ミーティングでは4月、5月の合同イベントに関する多くの企画について話し合うことができたのですが、残念ながらコロナ禍によって、前期期間中は実施することができませんでした。夏休みに入って、やっと今回の企画が実現できて、とても満足しています。協力してくれたICEメンバーにも大いに感謝です。これからも「今だからこそ学びたいこと・やってみたいこと」をICEメンバーと協力して企画を提案して実施していくつもりです。

国際コミュニケーション学部3回生 ICE代表 西本 晴紀

留学生の皆さん、5日間の講義お疲れ様でした。正直なところ、皆さんの自己PRの内容、とても完成度が高いのでびっくりしました。具体的な事実、エピソードから作成された「自分の売り」を数分間の短い時間の中でしっかりと発表されていましたね。「日本の就活と母国の就活」をテーマにしたグループディスカッションもとても勉強になりました。ありがとうございました。我々ICEメンバーの3回生も「就活」のスタートが目前に迫ってきました。コロナ禍の影響を受け先行きが不透明なこの時期に、今回の学習会を共同企画して一緒に頑張って実施できたことは、とても貴重な経験になりました。「今だからこそ学びたいこと・やってみたいこと」第2弾、第3弾も皆さんと一緒に協力して必ず成功させましょう。