流通学部 流通学科

学部長挨拶

変化するビジネス環境に適応する「実学教育」

 本学部(以下:阪南流通)は商学部商学科を前身として、1996年日本で唯一の流通学部として誕生しました。流通学は、私たちの日々の生活の営み(ライフスタイル)に最も密着した学問領域といえます。つまり、経営学と商学を融合させながら、消費者という視点から「モノの流れ」をアプローチする学問が流通学です。学部の特徴は、将来ファッションやブランド、サービス、ソーシャルビジネス、スポーツに関わる多様な消費者ニーズに適応する最新の「ビジネス価値」を現場目線による「実学教育」にあります。阪南流通は、流通業界を中心に社会的に広く認知され、外部評価のひとつといえる就職率が常にトップクラスであることからも、この特徴がわかります。 また、総合講座としてファッションやスポーツ、マスコミ分野の最先端で活躍するトップリーダーによるリレー講義も「実学教育」の特色のひとつといえます。このように日々刻々と変化する、リアルな現場の知識と実態を直接学べる機会を設け、「社会と近い」「企業と近い」学びが学生たちを夢に向かって大きく育てます。

特色ある3つの分野を学ぶ ―2018年度から、さらにバージョンアップ!―

(1)ブランド・マーケティングコース
 ファッションやブランドを中心に、マーケティングをとおして、「売れる仕組み」のさまざま企業活動を「理論と実践」で学びます。大型商業施設やアパレル企業、セレクトショップなどへのフィールドワークから、ビジネスの裏側に潜むリアルな実態が見えてきます。卒業生は海外ハイブランド企業から日本を代表するアパレルやセレクトショップを中心に、さまざまな流通関連企業で「即戦力」として活躍しています。2018年からはインテリアや商業空間計画からブランドビジネスを学べる科目を加え、より強固なコースを目指します。
(2)ビジネスマネジメントコース(2018年度よりサービスマネジメントコースとなります)
 ビジネスに不可欠な「ヒト・モノ・カネ・情報」というマネジメントに関わる、さまざまな知識とスキルを総合的に学ぶコースです。また、地球環境やフェアトレードなどソーシャルビジネスを学ぶことにより、社会の中でどのような課題あり、どうように解決するのかを知ることができます。卒業生は金融、商社、流通、メーカーなど、幅広い業界で活躍しています。加えて、2018年から社会ニーズに合わせたサービス、ブライダル、フード、ホスピタリティに関するマネジメント科目を導入し、コースの到達点の可視化によるバージョンアップを図ります。
(3)スポーツマネジメントコース
 「スポーツでビジネスを学び、ビジネスでスポーツを育む」のキーワードのもと、スポーツに関するビジネスやフィールドマネジメントを中心に、幅広い知識を学ぶことができます。特に学生のさまざまなキャリアプランに対応するため、現場のビジネスプランやコーチングプランのプレゼンテーション能力の習得に至るまで、「学び」と「実践」を結びつけながら、スポーツマネジメントへの理解を深めます。フィールドワークとして、公式スポーツ大会や地域社会のスポーツイベントにスタッフとして参加し、イベントを支える運営方法を体験します。卒業生はスポーツ用品企業、スポーツクラブを中心にさまざまな分野に就職しています。

阪南流通の強み ー幅広い「一般教養科目」と深い「専門科目」を両輪とした即戦力の人材育成―

 阪南流通は、これまで幅広い教養と専門知識を活用して、社会で即戦力として多くの優秀な人材を輩出してきました。最近では、特にファッションやスポーツを中心に、銀行、金融、商社、化粧品、フード、物流など、あらゆる業界で活躍しています。
 私の担当科目のひとつに、ファッション業界のトップ経営者によるリレー講義があります。受講生は、3つのコースからファッションに興味がある学生たちです。講義の後、経営者の皆さんから「阪南の学生の質の高さには驚きました。質疑応答も積極的で、講義レポートの内容も素晴らしい。何よりも学生が明るくて熱心ですね。阪南に来るのが楽しみです。」と感想をいただきます。実際に講義に来ていただいた企業にも採用されています。これは阪南流通の学生の特徴であり強みを表しているといえます。その要因は、アドミッション・ポリシー(入学者の受入方針)でいう、将来への目的意識が高い学生が多いことです。

 また、教員間の連携によって、3つのコースの専門教育の縦軸ラインとコース横断的な横軸ラインが有機的に重なり合い、学生にとって興味あるさまざまな学習ニーズに応えることが可能となり、新たな付加価値が生まれていることもあげられます。例えば、専門的にファッションを学んで銀行へ、スポーツを学んでファッションへ、会計を学んでサービスなどへ就職する学生が多くいることからも理解できます。

入学から卒業まで ― 最適のプログラムを提供 ―

 阪南流通は、入学から卒業まで、学生一人ひとりの個性とニーズを見ながら、それぞれのステップで目的に合った最適のプログラムでサービスを提供し、教職員一丸となってサポートしています。初年次教育では、大学生活への移行とコミュニケーションを図るために、クラス担当制の少人数「プレゼミ」を開講します。また、2年次以降の専門科目の基礎となる「ビジネス入門」「流通学入門」、知識と教養を培うための語学や情報など多彩な一般教育科目を配置しています。2年次以降の専門教育では、3つのコースが特色を活かした、「理論と実践」の体系的な専門教育を中心におこないます。就職に直結するキャリア教育では、社会人として必要な基礎力やコミュニケーション能力の向上、就職対策など多くの科目を提供しています。

 大学生活では、学業以外にクラブやサークル活動、新入生歓迎会やオープンキャンパスで高校生をサポートする学生スタッフといった課外活動に積極的に関わることができます。最近では、大学の留学制度や海外インターンシップの機会を利用し、多くの学部生がチャレンジ精神をもって海外に行っています。

常に進化する阪南流通

 社会環境の加速的な変化とともに、消費者ニーズもますます多様化・複雑化しています。企業にとって、最新の情報によるマーケティングや経営戦略が不可欠な時代といえるでしょう。阪南流通は、これまで常に時代のニーズに適応するために、教育と研究内容を大きく進化させてきました。2018年度は、特色ある3つのコースをさらにバージョンアップさせ、社会と学生が求めるニーズを融合させるべく、コース内容を充実させて参ります。
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