晴れの国で心も明るくなる旅行~岡山県倉敷市~

国際観光学部2年 山下瑞希

 岡山県倉敷市を訪れました。「晴れの国」と呼ばれているだけあって、私が訪れた時も、天気の良い日を過ごすことができました。岡山県は晴れの日の平均日数が年間276日で、全国1位だといいます(1)。今回は岡山県の数多くある観光地の中から、私の好きな倉敷市を2か所紹介します。
 倉敷美観地区では昔ながらの街並みを楽しむことができます(写真1)。美術館や博物館も多く、無料で入ることができる施設もあるため、訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。倉敷駅から徒歩約15分で行くことができます。美観地区を訪れたら「倉敷アイビースクエア」に行くのはどうですか。白壁が多い美観地区内にある「倉敷アイビースクエア」は、ホテルや体験施設、レストラン、工芸品などのお土産が購入できる複合観光施設です。レンガの壁に、名前の由来となった蔦(アイビー)が覆うように絡まっていることが特徴です。私のお気に入りは、アイビースクエアに入ってすぐの地面です(写真2)。レンガ色と黒色のコントラストが非常に綺麗です。美観地区でも施設によって違った雰囲気を感じることができます。
 また、倉敷市鷲羽山にあるブラジリアンパーク(鷲羽山ハイランド)は今年度で50周年を迎えた遊園地です。ここには、スリル満点なアトラクションが多く、絶叫系アトラクションが好きな方にはおすすめです。目玉はなんといってもスカイサイクルです。地上16mのレーンの上で自転車を漕ぎながら、本当に空に浮いているかのような感覚を楽しむことができます。山の上にあることから、空気も澄んでいて、晴れている日は瀬戸大橋が綺麗で、海の向こうまで見渡すことができます(写真3)。夕方には夕日が海に反射して美しいです。
 さらに、岡山県は1989年より「晴れの国」をうたってきました(2)。2021年も「岡山ハレ旅びより」と題して、夏の観光キャンペーンを行っています(3)。しかし、8月には岡山県にも蔓延防止等重点措置に指定され、お盆の豪雨は1週間以上に及びました。今年はこのような感染症や災害に見舞われましたが、この記事を読んだ人に少しでも岡山県の魅力が伝わればいいなと思います。
 コロナ禍が明けたら是非「晴れの国」岡山を旅行してみてください。

【参考文献】
(1)山陽新聞「岡山はやっぱり「晴れの国」 全国1位を維持、気象データ調査」https://www.sanyonews.jp/article/ 1153918(閲覧日2021年8月20日)
(2)岡山県「ようこそ晴れの国岡山」http://8092-okayama.jp/harenokuni/index.html(閲覧日2021年8月20日)
(3)岡山デスティネーションキャンペーン推進協議会「岡山ハレ旅びより」https://www.okayama-kanko.jp/dc/ overview.html(閲覧日2021年8月20日)
  • 写真1 倉敷美観地区の街並み

  • 写真2 倉敷アイビースクエア内のフロア

  • 写真3 鷲羽山ハイランドのスカイサイクルから見た瀬戸大橋