流通学部ゼミナール大会2015の結果報告

流通学部ゼミナール大会を行いました

 2015年6月27日、28日の2日間にわたって、流通学部の最大のイベントであるゼミナール大会(以下、ゼミ大会)が実施されました。ゼミ大会とは、ゼミ対抗の研究発表およびスポーツ大会で、主に3回生を中心に実施されるものです。今回は、ファッション、スポーツ、ビジネスなどのテーマごとに7つの教室にわかれ、これまでの研究成果の報告を行いました。

ゼミ大会実行委員長から一言

阪南大学流通学部ゼミナール大会
実行委員長 中村晃洋(流通学部3年生 仲上ゼミ)

 平成27年6月27.28日の2日間で流通学部ゼミナール大会が開催されました。27日の研究発表の部では、44チーム(3年生:207名、2年生:15名)がテーマごとに7部屋に分かれて自分たちの研究について発表しました。オブザーバーとして参加した2年生約80名を加えると、参加者は300名以上になり、流通学部の行事の中でも最大規模のイベントとなりました。
 この大きなイベントを成功させるために、各ゼミから2名のゼミ大会実行委員が選出され、ゼミ大会実行委員会が組織されます。私たち実行委員会は5月8日から計4回会議を行い、本番に向けて準備を続けてきました。学生の力だけでなく先生方との連携を取りながら、より良い大会にするため4つの役割を決めました。研究発表、会計、スポーツ、懇親会担当です。担当ゼミごとに司会練習、ルール作成、企画・運営などを、自分たちの研究発表の準備と平行して活動してきました。
 今回、実行委員長をして先生方との連携や各担当の進み具合などを把握すること、会議の内容を考え今の時期には何をしておかないといけないのかを考えることの難しさを身をもって経験することができました。他にも閉会式の際、300名以上の前で挨拶をするなど、普段あまり味わえない経験することができ自信になりました。
 28日には研究発表の打ち上げという位置づけでスポーツ大会が開催されました。みんな、これまでのプレッシャーから解放されて思う存分スポーツを楽しんでいたようです。
 本番までの準備期間や研究発表とスポーツ大会を実施した2日間で、ゼミを越えて学部全体で交流を深めることができました。そこに委員長として携わった経験を活かして今後の学生生活も充実させていきます。

ゼミ大会の結果

審査の結果、テーマごとの評価は以下のとおりとなりました。

テーマ1:経済問題
1位:仲上ゼミ「インバウンド消費の実態と評価」
2位:鶴嶋ゼミ「電力自由化と新電力」


テーマ2:流通と商業、eコマース/IT
1位:杉田ゼミ「携帯電話事業者3社の比較−一番お得なiPhoneの使い方」
2位:仲上ゼミ「アマゾンのPB商品は成功するのか」
3位:仲上ゼミ「コンビニエンスストア事業再編:ファミマとサークルKサンクス統合の評価」


テーマ3:ビジネス/経営戦略/マーケティング1
1位:平山ゼミ「大阪天王寺界隈におけるホテルのポジショニング戦略」
2位:平山ゼミ「ザ・リッツカールトン大阪はなぜ高い支持を得ているのか」
3位:新谷ゼミ「日本のマンガ・アニメの強さとは」


テーマ4:ビジネス/経営戦略/マーケティング2
1位:早乙女ゼミ「オリックス・バファローズと富田林市、阪南大学の産官学連携マーケティング」
2位:杉田ゼミ「花王の強みと課題−ヒット商品を生み出すために−」
3位:杉田ゼミ「SNSを活用した販売促進−ブランディングが鍵−」


テーマ5:スポーツマネジメント
1位:早乙女ゼミ「スポーツをしない子ども達の体力低下を改善する方策」
2位:黒部ゼミ「松原市における高齢者の体力特性と今後の課題」
3位:黒部ゼミ「メタボを防ぐには?〜これまでの知見と新たな取り組み〜」


テーマ6:ファッション/アパレル1
1位:早乙女ゼミ「オシャレにスポーツを楽しもう:ダンスで松原を元気に!」
2位:大村ゼミ「ZARAのマーケティング戦略」
3位:西口ゼミ「代表的な日本人ファッションデザイナーに関する研究」


テーマ7:ファッション/アパレル2
1位:西口ゼミ「ファッション誌に見るファッション概念の拡大について」
2位:西口ゼミ「阪南大生のファッション意識調査」