塩路ゼミ1年生が宇治でフィールドワーク

 国際観光学部 塩路研究室1年生が、12月2日に京都府宇治市でフィールドワークを行いました。宇治の観光地を巡り、現地で食の体験をし、かつ外国人を含めた観光客へのアンケート調査を実施しました。日本人観光客30名、外国人観光客60名にインタビュー形式のアンケートを行った観光調査では、宇治には抹茶や平等院を求めて来た人が大半を占めることが明らかとなり、学生たちの予想通りの結果となりました。外国人観光客は22カ国の人々にインタビューすることができました。
 1年生は、同フィールドワークに際して、事前に、宇治の歴史や訪れる予定の宇治橋、平等院、宇治上神社などの場所の歴史、現在の宇治の観光状況について調べました。アンケートについては、仮説をたて、宇治に何を求めて来ているのかを明らかにする質問を皆で考えました。外国人観光客には英語で質問を行うため、本学部のCaldwell先生にご協力いただき、事前に英語で作成した質問のチェックをしてもらい、英語の練習を行い、外国人に対するさいのアドバイスも受けました。さらに、南キャンパスのEnglish Spaceで英語教師の方にレッスンをしてもらい、外国人観光客へのインタビューの準備を整えました。
 今回は学生たちが宇治のフィールドワークで感じたことや考えたこと、体験したことについて報告をします。また、これらの宇治のフィールドワークの成果については、授業においてパワーポイントにまとめて発表しました。

観光客アンケート調査in宇治

 1年生 梶浦 健太郎

 12月2日に私は大学入門ゼミの後期フィールドワークで、京都府宇治市で現地の観光客にアンケート調査を行いました。当日、私は大阪駅からJR大阪環状線で京橋駅まで行き、京橋駅から京阪電車で宇治駅まで行きました。現地に到着して、まず「伊藤久右衛門 宇治本店・茶房」で昼食を食べました。お茶の香りが広がる和モダンな店内で、落ち着きのある雰囲気でした。メニュー表を見ると、すべて抹茶が含まれたメニューのみで驚きでした。濃い緑色をした抹茶そばや抹茶うどんを見たのは初めてだったので、味だけでなく、抹茶の香りや見た目でも楽しむことができました。
 昼食後、観光客にアンケート調査を行いました。私は英語力に自信がなかったので、はじめは外国人に声をかけるのに抵抗がありましたが、アンケート調査をしていくうちに日本人より外国人のほうがフレンドリーで話しかけやすいと感じました。アンケート調査は主に平等院、宇治上神社、宇治橋で行いました。中でもやはり平等院がとても印象的でした。平等院は極楽世界にふさわしいとされている金色の鳳凰が輝く、10円玉に描かれた「鳳凰堂」でその名が知られる世界遺産です。紅葉がまだ少し残っており、秋を感じさせる平等院の姿を見ることができました。宇治の象徴でもある平等院は土曜日ということもあって、観光客でとてもにぎわっていました。平等院は池の中島に建てられていて、あたかも池に浮かぶ宮殿のように、水面に映ったその姿はとても美しかったです。
 平等院に向かう途中にあった宇治橋は、日本三古橋の一つとして数えられており、伝統的な形状で歴史的なイメージのある宇治橋は、宇治の景観にも調和したデザインでした。三月下旬から四月上旬になると宇治橋上流の宇治川の両岸に約2000本の桜が咲き誇り、満開になるそうなので春の季節にまた行きたいです。
 宇治上神社は、現存する日本最古の神社建築で、拝殿が寝殿造という平安時代の住宅様式が取り入れられていることから世界遺産に登録されているそうです。時間帯が遅かったこともあり、宇治上神社は平等院に比べて観光客が少なく、静かで落ち着いた雰囲気でした。鳥居をくぐると、夕日と紅葉でその先にある参道が真っ赤に色づいており、京都でしか見られない秋の美しさがありました。
 今回のアンケート調査で私は計10人にアンケート調査をしましたが、その中で外国人は2、3人しか聞くことができませんでした。アンケート調査を開始するのが遅かったせいもありますが、観光地だけではなく、その道中でも多くの外国人を見かけたので、もっと積極的に行動した方が良かったというのが、今回の反省点です。今後、外国人にアンケート調査をする機会があれば、今回の反省点を生かしたいです。

やはり抹茶が有名な宇治

 1年生 井田 莉央

 12月2日に、ゼミで京都の宇治に行きました。宇治では外国人観光客と、日本人観光客に事前に考えた質問をもとにアンケートを行なったり、宇治周辺を観光したりしました。私は何度も京都に行ったことがありましたが、祇園や嵐山などの京都といえばという観光地しか行ったことがなく、宇治に行くのは初めてでした。
 今回訪れた場所は、伊藤久右衛門宇治本店、平等院鳳凰堂、宇治上神社です。伊藤久右衛門宇治本店では、まず宇治に着いて最初に昼食のために行きました。伊藤久右衛門という店は宇治だけでなく、祇園や清水坂店など色々な場所にあり、京都ではとても有名な店です。この店には抹茶を使った料理、抹茶入りの蕎麦やうどん、パフェなどがありました。私は、かやくご飯と湯葉そばのセットを食べました。抹茶の味をほんのり楽しめる美味しい蕎麦でした。
 平等院鳳凰堂に行く途中に、観光客にアンケートをしました。最初は、「断られたらどうしよう」とか、「ちゃんと答えてくれるかな」など不安があり、なかなか声を掛けることができませんでした。勇気を振り絞ってやっと声を掛けることができた人々は、オーストラリア人の家族で、私は父親の方にアンケートをしました。とても優しく、質問を最後まで答えてくれて嬉しかったです。文章で言われると何と言っているのか分からなくて、どのように答えてよいか困ってしまったときもありました。しかし、他のゼミ生がやっているのを聞いて、リアクションに困らず会話をすることができました。
 平等院鳳凰堂には、たくさんの観光客がいてとても賑わっていました。そこでもアンケートを実施しながら建物を見学しました。やはりなかなか声を掛けられませんでしたが、SAの先輩に手伝ってもらいながらなんとか行いました。
 宇治上神社では、賽銭をしておみくじを引きました。神社の鳥居をくぐると紅葉がまだ残っていて綺麗でした。宇治上神社は、日本最古の神社で歴史を感じられました。賽銭をした後に、みんなでうさぎおみくじを引きました。私は大吉が出たのでとても嬉しかったです。
 宇治でのフィールドワークを通して、人に積極的に話しかけることやコミュニケーションはとても大事だということを学びました。アンケートをしてみて、外国人も日本人も抹茶のことを話していたので、やはり抹茶は一番有名なのだと感じました。私は前から海外留学に行きたいと思っていますが、自分が実際に外国人と会話をしてみて感じたことは、外国人はとても優しいということです。日本人にも優しい人はいましたが、アンケートを断る人もいました。アンケートを通して、観光調査など現地では積極的に行動することが大切だということを学んだので、今後は何事も積極的に行動しようと思いました。

宇治で英語コミュニケーション

 1年生 西本 あかり

 私は今回ゼミのフィールドワークで宇治を訪れました。二度目の宇治でしたが、前回訪れた時は中学生の部活動終わりのため時間が限られており、平等院鳳凰堂のみを観光しました。しかし、今回は、フィールドワークということで時間があったので、平等院鳳凰堂だけでなく、宇治の街並みや、料理を楽しむことができました。
 今回の宇治でのフィールドワークの目的は、日本人や外国人の観光客に宇治について質問をし、回答をまとめ、宇治の観光動向を把握するというものでした。観光地を回り自分たちも観光しながら、観光客にアンケートを取りました。
 私は、これまで自分から他国から来た人、日本語を話せない人に英語で話しかけるということをしたことがなく、初めての経験でした。いざ行動してみると、思ったよりも話が通じて、英語で話すことが楽しいと感じ、いろんな人に声をかけるうちに、英語をもっと話せるようになりたいと考えるようになりました。私は、大学でイングリッシュスペースに週一回通っていますが、宇治のフィールドワーク以降は、イングリッシュスペースで以前よりも積極的に英語で会話をするようになり、とても良い経験ができたと感じています。
 私たちは、アンケートだけでなく、宇治の観光もしました。私たちが訪れた時期は12月でしたが、まだ綺麗な紅葉を見ることができ、大阪で見る紅葉よりも美しく感じました。観光客の中でも紅葉が目的で宇治に訪れた方もいました。観光客の多くは平等院鳳凰堂が目的で宇治に訪れており、私たちがアンケートをした場所の中でも平等院鳳凰堂とその周辺に最も観光客が集まっていました。やはり多くの観光客が目的にするだけのことはあり、平等院鳳凰堂の歴史を知ることができ、SNSで映えるような写真も撮ることができたので、個人的に訪れたとしてもここを観光していたと思います。
 昼食に、私は抹茶が練り込まれたうどんを食べました。スイーツ以外で初めて抹茶が含まれた料理を食べましたが、そんなに濃い抹茶の味がしたわけではなく、ほんのりと香りがするくらいで、とても美味しかったです。私が頼んだものには抹茶のスイーツがセットでついており、それは抹茶の味が濃い目でしたが、いくつでも食べられるほど食べやすかったです。抹茶は多くの観光客が宇治のイメージだと答えてくれましたが、自分で食べてからはその答えに納得できた気がしました。
 今回のフィールドワークは私にとってとても良い経験となりました。もし参加していなければ、英語で多くの人に声をかけるという経験、大阪とは違う紅葉、景色の美しさ、宇治でしか食べられないような抹茶の料理といったようなことを経験することはできなかったと思います。特に英語でのアンケートは私にとって英語学習をする上での向上心につながりました。このような気持ちを忘れず、観光に関する学びに活かしていきたいと思います。

宇治REAL —地域の名産と街の魅力—

 1年生 福本 一紗葉

 今回のフィールドワークでは、京都府の宇治市を訪れました。私自身、宇治に行くのは初めてで何があるのかとても楽しみにしていました。宇治といえば抹茶と平等院のイメージが強いため観光客の人は何を目的に訪れるのか興味を持ちながら出発しました。
 まず、初めに伊藤久衛門宇治本店という店で昼食を食べました。メニューにあるほとんどが抹茶でとても驚きました。抹茶そばやカレーうどんやにしんそば、パフェなどがメニューにありました。私は、カレーうどんを注文しました。そのカレーうどんが運ばれてきて見てみるとカレーうどんのルーの色が緑色でした。その時、宇治の名産は本当に抹茶なのだと感じました。味は、さっぱりした感じで食べやすかったです。
 昼食後、フィールドワークの主な目的である観光客インタビューをしました。外国人観光客にインタビューをすることが目的であった為、勇気を出して一人目に声をかけてみました。しかし、インタビューを断られ苦い思い出となりました。弱気になっている暇もないので、すぐに次の人に声をかけに行きました。すると、快く引き受けてくれました。観光に来ていた中国から来た人でした。このインタビューのおかげで自信を持ち、次々とインタビューをして順調に進めることができました。インタビューをした場所は、宇治橋、平等院、平等院表参道です。インタビューをしていて思った事は、外国人は優しい人が多くて積極的に答えてくれなのでやりやすかったです。英語もなかなかうまく話すことはできなかったけれど、簡単な単語や英文を見せると理解しようと協力してくれて外国人ならではのフレンドリーさを身をもって感じました。案外、聞き取れなくてもキーワードだけ押さえたら理解できました。また、インタビューが終わると一緒に写真を撮って欲しいと頼まれた事は、うれしかったです。
 特に世界遺産ということもあり、平等院は人が多く日本人だけでなく、いろいろな国の人が来ていました。私も初めて行ったので、「これが十円玉の絵か」と思いました。そんなに感動はしませんでしたが、昔からどんな場所なのだろと気になっていて、ずっと一回は行きたいと思っていたので、行くことができて良かったです。最後に、宇治上神社に行きました。ウサギが有名な神社でウサギの御神籤などが売っていました。御神籤をしましたが、小吉でした。
 今回のフィールドワークで宇治に行って感じた事は、宇治のイメージ通り、抹茶がとても有名なのだということです。街にいるだけで匂いがしており、店も抹茶の店がほとんどでした。抹茶たこ焼きや抹茶餃子など、他の場所では見かけない珍しい抹茶のものがあって変わり種みたいで面白かったです。
 宇治に訪れる観光客のほとんどが抹茶を食べに来たか、平等院を見に来たと答えてくれました。行く前からの私たちの予想とほぼ一致でした。その中でも、団子と答える外国人観光客も多くみられました。以上の結果から、地域にある名産の物を売り出すことで、その街の印象を強く人々に焼きつけるものだと思いました。このようにして、その街のブランドは保たれているのだとフィールドワークを通して気づくことができました。

冬の宇治と紅葉

 1年生 山村 遥香

 2023年12月2日、フィールドワークの舞台として京都府宇治市に足を運びました。私は、それまで宇治と言えば「抹茶」のイメージが強くあって、他に何が有名なのか分かりませんでした。今回のフィールドワークは、宇治へ観光に来ている方々にインタビューをして、宇治のイメージや美味しかったものなどを聞きました。
 当日、厚い雲が全体的に多くありましたが、ところどころ晴れ間もありました。調査の前に腹ごしらえとして、伊藤久右衛門宇治本店で抹茶そばのセットを食べました。普通のそばとは一味違って抹茶の香りがしてとてもおいしかったです。かやくご飯やミニパフェもおいしくて、次に宇治を訪れた際にもぜひ立ち寄りたいと思いました。
 昼食後、平等院鳳凰堂に向かうために宇治橋を訪れました。景色がとても綺麗で、足を運んだ人々がたくさん写真を撮っていました。平等院鳳凰堂に行くと、さすがの世界遺産ということもあり、たくさんの人々が訪れていました。日本からだけでなく、中国や台湾、アメリカ、イタリアなど、世界各国から訪れていて、コロナ禍前のような観光地へと戻っているように感じました。また、今年が暖冬であるため紅葉が見頃になっており、冬の入り口に立っていたがまだ秋の鮮やかさや温かみを体験できました。中に入ると美しい本殿があり、朱色と白のコントラストが景色にとても映えていました。写真を撮ると、幻想的で言葉を失うほど綺麗に撮れました。また、下の池に本殿が映っていて、一度に二つの平等院が写せて二度美味しく感じました。
 インタビューでは、半数近くの方々が、訪れたばかりでまだ印象は変わっていない、という回答をしてくれました。しかし、全員が宇治のイメージに「抹茶」、「平等院鳳凰堂」と答えていました。一つ有名なものがあると、そればかりに注目が集まって良いPRになるけれど、新たに広告塔を作り出していくということに関しては難しくなっているのではないかと感じました。
 平等院鳳凰堂を訪れた後、宇治神神社を訪れました。こちらは国宝に指定されており、うさぎの形をしたおみくじが参拝客の心を射止めていました。また、ここでも紅葉が綺麗に色付いており、訪れた時間が夕方であったのも相まって西陽との共演が見事でとても美しかったです。
 その後、近くの朝霧橋周辺でもインタビューをしました。橋の上は風が強く吹いていて、インタビュー環境としては悪かったのですが、答えてくださった方々の配慮もあって楽しく行えました。もう一度平等院鳳凰堂近くまで戻る道のりに、飲食店を見つけました。外にメニューが出ていたため見てみると、英語、韓国語、中国語でも表記がしてあり、観光地特有の特徴で興味深かったです。
 今回のフィールドワークで、京都独特の伝統的な風景に数時間だけ身を置いてみて、忙しない日々の生活からデトックスすることができました。また、インタビューでは世界各国の方々が心優しく回答してくださり、自分自身も優しい気持ちになりました。宇治には、また機会があれば訪れたいです。 

宇治で観光客にインタビューしてみて

 1年生 小坂 美久

 私は、ゼミの皆と12月2日に京都宇治へ行き外国人にインタビューをしました。初めに11時に伊藤久右衛門宇治本店に集合しました。そこへ向う途中に塩路先生と会ったので一緒に行きました。伊藤久右手衛門についてから抹茶のうどんとパフェが付いているセットを頼みました。小さい頃から抹茶は大好きだったのですが、「抹茶のうどん」となると不安でした。でも、抹茶の味が強すぎるわけではなくて食べやすかったです。パフェは抹茶が濃厚で美味しかったです。また機会があれば行きたいです。
 そして、いよいよインタビューをする時間がきました。私は元々人見知りなので話しかける勇気がとても必要でしたが、頑張りました。まず、宇治橋でアメリカの方にインタビューをしました。家族で来ていたようで優しく答えてくれました。抹茶が目的で来ていたようで、日本はとても良い国と言ってくれて私まで嬉しくなりました。
 平等院鳳凰堂に行きました。ここでは、外国人が多くいたので、ここでアンケートの人数をごうと思い、できる限りたくさん話しかけました。しかし、何回か断れたり、そっけない態度をとられたりして悲しくなり、話しかける勇気を失いました。SAの先輩が話しかけてくれたりしてインタビューをすることが出来ました。平等院鳳凰堂でインタビューをしてみて分かったことは、紅葉を目的で平等院鳳凰堂を訪れた方が多かったということです。確かに、葉の色彩と繊細度いずれをとっても、日本の紅葉は特殊だと思います。葉の種類の多さは世界一とされ、日本独自の気候が色彩鮮度をあげています。日本人から見て美しい紅葉はありますが、海外には紅葉を愛でるという文化がないので、それを見に来たという方が多いのだと思いました。もちろん私も平等院鳳凰堂の紅葉をみて感動しました。
 帰りに、世界文化遺産の宇治上神社に行きました。みんなで賽銭をしてからおみくじをひきました。黄色のうさぎのおみくじを買って、一斉におみくじを開けました。私のおみくじは大吉だったのを覚えています。その後、2、3人にインタビューを帰り道に行いました。朝から集合していたはずなのに気づいたら5時過ぎになっていて驚きました。
 他のゼミでは外国人にインタビューするフィールドワークではないらしいので、塩路ゼミで良かったと思いました。外国人にインタビューなんて、プライベートでしないので、とても良い経験になりました。さらに、宇治では、多くの異なる言語が聞けたり、英語が聞けたり話したりできてとても勉強になりました。

京都の外国人はおもしろい

 1年生 山本 晴大

 私が、京都の宇治にフィールドワーク行ってまず思ったことは、日本人より外国人の方が多かったことです。初めて外国人10人と話して、日本人との違いは身振り手振りを交えることやフレンドリーなことだと気づきました。日本人には質問しませんでしたが、店の人や散歩している人もとても好印象でした。
 京都に来ていた外国人はほとんどが抹茶や平等院鳳凰堂などを目当てに来ていて、目的を持って来ていることがわかりました。日本のことを調べて来てくれているのは日本人として嬉しいと思います。私は、抹茶団子や抹茶などをすすめたので、食べてくれたと思いますが、日本のことをもっと知ってもらいたいと思いました。質問した人の中には日本の歴史も知っている人もいました。日本語を少し話せる人や子供連れの家族もいました。コロナ禍でしばらく外国人が来ていませんでしたが、収束して外国人や日本人も遠くから来ているように感じました。
 平等院鳳凰堂を知らない人に伝えるのは最初戸惑いましたが、10円の裏を見せるとすぐ分かってくれて、「near」といってくれました。アジアから来ている人がほとんどだと思っていましたが、意外とヨーロッパから来ている人が多かったです。中には着物を着ている外国人もいて日本での滞在を楽しんでいるのだなと感じました。  
 質問したほとんどの人が「半日」や「さっき来た」と答えてくれましたが、日本に来て日本の文化を味わってもらって、その人がその国に帰って日本の文化の素晴らしさを伝えてくれら日本へのインバウンドがさらに増え、経済もまた活性化するということを実感しました。今回のフィールドワークで、宇治に行って普段話さない外国人と話し、言葉の壁や国の壁などなく、笑顔でわかりやすく説明してくれる外国人を見て、将来外国に行った時に自分も同じ対応、それ以上の対応をできるようになったら日本人の印象も良くなると思いました。そのため、今からの生活のなかで、日本人と話す時だけでなく、外国人に話しかけられた時など、話し方や笑顔などを増やしていったら、自分が外国に行った時に役立つのではないかと感じました。