ようやく国内留学の成果が出ているようです

 阪南大学では9月24日から後期授業が始まりましたが、名桜大学でも後期授業がスタートしました。後期授業が始まったことから、名桜大学に留学中の尾﨑友紀さんから再び留学レポートを届きました。
 名桜大学では10月11日からハイブリッド授業に移行し、ゼミ活動もグループ学習が増えたことで、他の学生や留学生、教員とのコミュニケーション機会もずいぶんと増え、ようやく国内留学の成果を実感できるようになったようです。特にゼミ活動の成果は12月に名護市に提案する予定であるとのことですので、引き続き仲間とともに沖縄での学びを通じて、さまざまな知識を得てほしいと思います。(森重昌之)

留学先での様子

  • 夏休に訪ねたホテルにて

  • ミャンマーからの留学生が言語を教えてくれている様子

  • 古宇利ビーチ

※関連記事

ようやく日常が戻りつつあります

国際観光学部3年 尾﨑友紀

 はいたーい! 夏休みも終了し、新型コロナウイルスも落ち着いてきました。沖縄県でも今月31日に時短要請が解除されるなど、これまでの生活が戻りつつあるように感じています。また、10月10日までは完全遠隔授業でしたが、それ以降はハイブリット授業に移行するなど、学生生活も楽しめています。
 後期からゼミ活動が大きく変わりました。前期は文献輪読や地域調査についての学習でしたが、後期はそれぞれの班に分かれて地域調査を開始しました。私たちの班はコロナ禍に頭角を現した「ドライブインシアター」に注目し、沖縄観光のオフシーズンの目玉として定期的な開催や、ドライブインシアターを応用した新しいイベントを名護市に提案することを研究テーマに決定しました。今は先行研究や論文の収集をしています。12月にゼミ内で発表する予定ですが、今から楽しみです。
 また、それと並行して進めているのが、卒業論文のテーマの決定です。私はまだ大まかな形しか決められていませんが、ゼミの先生に「いいですね」と言われたので、この案をもとに森重先生とも相談しながら詳細を決めていきたいと考えています。卒業論文を執筆する際の先行研究を探さなければならないことが思ったよりも大変です。
 対面授業が再開したことによって、先生と学生の会話のキャッチボールや問いかけが気軽にできていることに喜びを感じています。「語彙力養成論」という授業では、日本語の形の変化や他の言語との比較を行っています。そこで、受講生であるミャンマーの学生がビルマ語やジンポー語などを私たちに教えてくれるといった、対面ならではの嬉しいことがありました。文字は可愛いですが、発音が難しかったです。
 また、生活面においてですが、まだ沖縄は暑いです。風が強く、寒さを感じる時もありますが、ほとんどを半袖で過ごしており、教室などもまだ冷房が効いています。沖縄の暑さに慣れたことで、気温が24℃でも寒くてジャケットを羽織ったりしてしまいます。大阪に帰った時に寒さに耐えることができるかが心配です。
 また、後期から名桜大学に来ている阪南大学の後輩にも会いました。その時に間を取り持ってくれたのがマレーシア人の学生なのですが、常に元気が良く、こちらも元気をもらっています。来月からも元気に過ごそうと思います。内地は寒くなっていると聞きます。皆様ご自愛ください。では、またやーたい!