8月8日11:00より、eスポーツ・デジタル教室REDEEの佐藤館長と古川副館長をお招きして、eスポーツ大会勉強会3回目をオンラインで実施しました。

勉強会の内容は以下の通りです。

(1) 古川館長より「タスク管理の重要性」
 様々なチームで様々な人たちが活動の場合、共有情報としてのタスク管理一覧が必要である。誰がいつまでに何をしていて、現在の状況を一括管理する必要がある。
 ご助言に従って、eスポーツ大会学生スタッフ、担当教員すべてが共有・編集できるタスク管理シートを作成し、Teamsのファイルで共有しタスク管理を実施できるようにした。

(2) 古川館長より「他の大会を参考にすること」
 ポケモンユナイトを使ったeスポーツ大会は他の組織でも多く実施されている。そのルール策定や運用方式を動画等で参考にして、今回の大会のルール策定や運用の参考とすればよい。
 ご助言に従って、ポケモンユナイトを使った比較的大規模なeスポーツ大会のURLを共有してルール策定や運用方法を検討することとした。

(3) 企画チームからの報告
① ノベルティの決定
 キャンパストートバックとした。
ロゴ入りバッグに広報・営業チームが獲得した企業からのノベルティを入れる。当日プログラム冊子やクーポン券、広告等も入れる。大学のBYOD(自身のPCを持ってくる)によって学生がPCを入れて通学できるというイメージのバッグ。

佐藤館長・古川副館長のご助言:とても良いノベルティだと思います。通学で使ってくれると広告宣伝になります。

② 本大会ルール策定の現状報告
 熟練者にペナルティをつけることによって初心者も参加できる大会にすることを目指した。しかし、8月7日オープンキャンパスのeスポーツ大会プレ3回目にて実施すると、「ペナルティが周知徹底できない」「ペナルティのため盛り上がらない」等の問題が発生した。ペナルティ制は考え直す必要がある。
 同時に本学関連各署よりeスポーツ大会への要望が様々上がってきている。整理して一覧にすると相反する要望もある。全部を完全に満たすことができず、ルール策定には悩んでいる。

古川副館長のご助言:まず、学生の目標である「500人ホールをいっぱいにする」を基準に考えましょう。そこがぶれると大会全体の目標があいまいになって、何がしたかったのかよくわからない大会となってしまいます。その次に各連部署の要望を満たす方策を考えましょう。

③ 観客500人を達成するためにサブイベントを企画
 観客500人を達成するためにサブイベントを50周年記念ホールの4階の外側のエリアで実施する。サブイベント内容には、PCメーカ等の出店を依頼して、BYOD(自分のPCを大学に持参)のためのデジタルコンテンツ制作できる高性能PCの即売会をする、同時にPCメーカのゲーム体験ブースも作っていただき、PCの性能を確認できるようなサブイベントをする。また、可能なら飲食ブース(50周年記念館の外)も設置する。サブイベントを複数企画中。

佐藤館長・古川副館長のご助言:とても良い企画だと思います。どんどんサブイベントを考えてください。

④ 初心者講習会を企画
 初心者を競技参加するために、コミュニティプラザ(3号館2階)で初心者講習会や練習会を開催する。ネットワーク設備や開催許可等の問題は残っているが、ここで初心者が練習することでチームワークを培うことができる。

古川副館長:初心者のための対策を慎重に進めてください。それによって観客数が変わると思います。

(4) エンタメチームからの報告
①現状の報告
 50周年記念ホールの施設資料を入手して、その内容を検討中。施設の機能や操作に精通して「何ができて、何ができないか」を明確にする。
 SNS投稿用の動画を作成する、SNSのeスポーツ大会用のアカウントやHPは企画チームに依頼する。

古川副館長:SNSの動画は映像制作した広告用のきれいな動画でもいいが、それよりは単なる作業のスナップショットやショート動画を多用して、Makingを広報する方がいいと思います。


②本番当日の準備
 当日の人員配置、映像演出、照明演出、音響、進行係、BY、フロント等も早めに考える。

古川副館長:人員配置は早めに決めること、人材確保は非常に重要です。 


約1時間にわたって貴重なご意見やご助言をいただき、大変内容の濃い勉強会となりました。