産学連携先:松原市人権交流センター(はーとビュー)
近年、英国やカナダ、オーストラリア、米国では競技スポーツと生涯スポーツを融合させた若い競技者育成モデルの開発と普及啓発に力を入れてきました。このモデルの中では、競技者の身体的および精神的(知的)な成長を促すために年齢や発育発達段階に合わせていくつかのステージが用意されています。最終的にはこれらのステージを通して、より高いレベルの競技会を目指す競技者も、そうでない競技者も生涯にわたってスポーツを楽しむ活力に満ちたライフスタイルを形成することが共通のゴールとして設定されています。しかしながら、わが国ではこのような考え方の重要性について十分な議論がなされていません。
そこで本キャリアゼミでは、諸外国で開発された競技スポーツと生涯スポーツを融合させたモデルを基に、松原市民や阪南大生を対象として年齢や発育発達段階に合わせた多様な「するスポーツ」への参与機会を創出する「持続可能な循環型スポーツクラブ」を運営することを目的とします。特に、幼児の「生涯を通じて運動・スポーツを楽しむための身体的・心理的な素養」すなわちフィジカルリテラシーの向上を重要課題とします。
近年、英国やカナダ、オーストラリア、米国では競技スポーツと生涯スポーツを融合させた若い競技者育成モデルの開発と普及啓発に力を入れてきました。このモデルの中では、競技者の身体的および精神的(知的)な成長を促すために年齢や発育発達段階に合わせていくつかのステージが用意されています。最終的にはこれらのステージを通して、より高いレベルの競技会を目指す競技者も、そうでない競技者も生涯にわたってスポーツを楽しむ活力に満ちたライフスタイルを形成することが共通のゴールとして設定されています。しかしながら、わが国ではこのような考え方の重要性について十分な議論がなされていません。
そこで本キャリアゼミでは、諸外国で開発された競技スポーツと生涯スポーツを融合させたモデルを基に、松原市民や阪南大生を対象として年齢や発育発達段階に合わせた多様な「するスポーツ」への参与機会を創出する「持続可能な循環型スポーツクラブ」を運営することを目的とします。特に、幼児の「生涯を通じて運動・スポーツを楽しむための身体的・心理的な素養」すなわちフィジカルリテラシーの向上を重要課題とします。
学生活動状況報告
流通学部3年 前田 純
今年度のキャリアゼミの最後の活動となった「まつばら阪南いきいきマルシェ(2024年1月20日)」の中で、ミズノスポーツサービス株式会社が提供している「ミズノ流忍者学校」を実施しました。このミズノ流忍者学校は、「親子で楽しめる!忍者の修行に見立てたあそびプログラム」で、全国各地で普及活動が行われています。
今回、このミズノ流忍者学校を手伝うにあたって学生は事前にミズノスポーツサービス株式会社が認定している「プレイリーダー3級」の講習会に参加しました。プレイリーダーとは、子どもに運動あそびを通じてすこやかな発育を支えるエキスパートのことです。その資格を得るため私たち学生は、オンラインでの約3時間の講習会を受けてから、別の日に90分の実技講習を受けました。
イベント当日は、約90分のプログラムを3回運営して、約40名の子どもに忍者になりきって遊ぶ機会を提供しました。今回は、事前に講習を受けたことで、そこで学んだことを活かしてイベントを盛り上げ、いつも以上に子どもに楽しんでもらうことができました。これからも、座学と実践経験の相乗効果を意識しながら、子どもたちに身体を動かす楽しさを伝えていきます。
今回、このミズノ流忍者学校を手伝うにあたって学生は事前にミズノスポーツサービス株式会社が認定している「プレイリーダー3級」の講習会に参加しました。プレイリーダーとは、子どもに運動あそびを通じてすこやかな発育を支えるエキスパートのことです。その資格を得るため私たち学生は、オンラインでの約3時間の講習会を受けてから、別の日に90分の実技講習を受けました。
イベント当日は、約90分のプログラムを3回運営して、約40名の子どもに忍者になりきって遊ぶ機会を提供しました。今回は、事前に講習を受けたことで、そこで学んだことを活かしてイベントを盛り上げ、いつも以上に子どもに楽しんでもらうことができました。これからも、座学と実践経験の相乗効果を意識しながら、子どもたちに身体を動かす楽しさを伝えていきます。
参加学生一覧
木下 佳奈、
佐伯 桃香、
武内 映璃、
田中 智也、
田中 理穂、
土持 智沙、
小竹 葉月、
大柱 海斗、
川島 芽衣、
宮武 宏次、
諌山 清志、
東谷 悠司、
前田 純、
荒井 璃桜、
谷口 蒼彩、
桃原 久実、
仁尾谷 昴正
連携先コメント
松原市人権交流センター(はーとビュー)
花谷 高昭 主幹
2023年度は新型コロナウイルス感染症が5類に移行され、当センターの事業(わくわくクラブ・はーとビュークラブ)も出来ることが増えてきました。特に、阪南大学スポーツマネジメント部の早乙女先生にご協力いただきながら、普段あまり触れることのないスポーツ・文化体験を通して、子どもたちが様々なことに興味を持って取り組むということを目的として、事業を進めて来ました。
今年度、新しい取り組みとして、「まつばら阪南コマなし自転車教室(低学年)」を実施しました。その中で、自転車に乗れるようになった子もおり、阪南大学の人工芝で、安全に楽しく実施することができました。また、「まつばら阪南モルックフェスティバル」では、外国のスポーツにも触れてもらう機会をつくることができました。どの講座も、学生が主体となり、企画・運営するだけでなく、ともに楽しみながら取り組む姿は、参加する子どもたちにとっても、安心して体験できる場であったと思います。
今後も学生のアイデアや視点を取り入れ、より参加者にとって魅力的なイベントを一緒に企画していきたいと思います。
今年度、新しい取り組みとして、「まつばら阪南コマなし自転車教室(低学年)」を実施しました。その中で、自転車に乗れるようになった子もおり、阪南大学の人工芝で、安全に楽しく実施することができました。また、「まつばら阪南モルックフェスティバル」では、外国のスポーツにも触れてもらう機会をつくることができました。どの講座も、学生が主体となり、企画・運営するだけでなく、ともに楽しみながら取り組む姿は、参加する子どもたちにとっても、安心して体験できる場であったと思います。
今後も学生のアイデアや視点を取り入れ、より参加者にとって魅力的なイベントを一緒に企画していきたいと思います。
教員コメント
流通学部 流通学科
早乙女 誉 教授
昨年度のキャリアゼミの最終報告に「ここ10年間で最も多くの企画を実現しました」と書いてありましたが、今年度は、さらにそれを上回る規模の活動となりました。特に、本学のスポーツ振興活動がスポーツ庁の委託事業に採択されたため、それに伴って本キャリアゼミに関わる学生の活躍の場が広がりました。大小さまざまなイベントを合わせると年間で100日以上も活動した計算になります。
その中でも特徴的な活動になったのが、スポーツと食を掛け合わせたイベント「まつばら阪南いきいきマルシェ」です。今年度5回開催したこのイベントでは、イベント名の通り、子どもから高齢者まで、誰もが「いきいき」と運動やスポーツ、食を楽しむための企画で、松原産の野菜や銘菓の販売、キッチンカーの出店、各種スポーツプログラムなどを行いました。来場者数は、天気にも左右されてしまいましたが、多い時には400名近い方に参加して頂きました。
このように年間を通して新しい企画や既存のイベントを多数実現できたのも全ては学生たちの力のおかげです。先輩たちから受け継いだ思いやノウハウを思う存分発揮し、準備から片付け、次回に向けた振り返りなど様々な活動で大活躍してくれました。これからも学生同士で刺激を与えながら皆で成長できるチーム作りに注力して、松原市や周辺地域と阪南大学のスポーツを盛り上げていく予定です。特に、卒業した先輩たちが帰ってこれるイベントを開催するので、もし、これを読んだ卒業生がいたら是非遊びに来てください!
その中でも特徴的な活動になったのが、スポーツと食を掛け合わせたイベント「まつばら阪南いきいきマルシェ」です。今年度5回開催したこのイベントでは、イベント名の通り、子どもから高齢者まで、誰もが「いきいき」と運動やスポーツ、食を楽しむための企画で、松原産の野菜や銘菓の販売、キッチンカーの出店、各種スポーツプログラムなどを行いました。来場者数は、天気にも左右されてしまいましたが、多い時には400名近い方に参加して頂きました。
このように年間を通して新しい企画や既存のイベントを多数実現できたのも全ては学生たちの力のおかげです。先輩たちから受け継いだ思いやノウハウを思う存分発揮し、準備から片付け、次回に向けた振り返りなど様々な活動で大活躍してくれました。これからも学生同士で刺激を与えながら皆で成長できるチーム作りに注力して、松原市や周辺地域と阪南大学のスポーツを盛り上げていく予定です。特に、卒業した先輩たちが帰ってこれるイベントを開催するので、もし、これを読んだ卒業生がいたら是非遊びに来てください!