スポーツ組織論

 2024年4月19日(木)スポーツ組織論の授業に、兵庫県洲本市地域おこし協力隊兼FC.AWJの野原輝人さんにお越しいただきました。野原さんには昨年の社会連携活動(淡路島スポーツ振興 ~FC.AWJと阪南大学の連携を通して~)でも赤阪ゼミがお世話になりました。今回は野原さんのキャリアを辿りながら、各組織でどのような活動をしてきたかをご紹介いただきました。「コノシマトユメヲミヨウ(この島と夢を見よう)」を合言葉に国内プロトップリーグに挑むFC.AWJの活動と地域おこし協力隊の両輪でどんな活躍をしているのか、スポーツを中心としたイベントのプロフェッショナルの野原さんから現場の実際をお話しいただきました。

 
  • 様々なキャリアを歩んでスポーツ界に生きる野原さんの信念を披露

  • 昨年の社会連携活動も紹介。2歳児が学生に抱きついた写真がお気に入り!

  • 各キャリアでの想いや大切にしていることを存分に披露、後半には地元沖縄の指笛パフォーマンスも!

  • ゼミのメンバーと「島」で再会することを誓った

学生コメント

岩橋 紅葉さん
野原さんの講義を受けて、人前で緊張しないことは本当に強みだと感じました。ハキハキ話をされていて、とても聞きやすい講義でした。私は人前で話すことや目立つことが苦手なのですが、人は意外と話を聞いていないと話されていて、確かにと思いました。怖がらずに行動して、後から後悔してみようと思えました。結婚式の余興などをどんどん引き受けたと仰っていて、何事も場数を踏んでいくことが自身が成長する上で大切だと感じました。責任を他者に押し付けてしまうことをやめようと思いました。幸せのハードルを下げると、何でも幸せに感じるということに共感を覚えました。
 
浦田 茉依さん
初めて自衛隊に就職してから全く違うサッカークラブに就職されて驚いたけどイベントで前に出て何がするのが好きだったりと繋がっているところもあって就職の視野の広がり方を知れてよかったです。私も子供が好きで幼稚園にいってサッカークラブの交流をされているのを見てサッカークラブというものをあまりよく知らなかったのでそのような仕事もいいなと思いました。
 
安座間 心愛さん
野原さんは、野球をしていて、自衛隊になり、サッカーのFC琉球に所属して体を動かすのが共通点ですが、スポーツも違う、部署も違いますが、縁がまわりまわって野原さんのしたいことができているということがすごく面白いと思いました。
縁は、人柄の良さで回ってくる印象です。講義を聞いたことと赤坂先生との関係性をみて、野原さんは人柄がいい人だと感じました。私も人当たりよく、人脈を広げ、やってみたいことは行動に移すことを意識して、野原さんの講義を聞いて参考にして行きたいと想いました。
 
山崎 颯汰さん
今日の講義で野原さんのお話を聞いて、自分は将来スポーツクラブの運営などの仕事をしてみたいと考えているので今回の野原さんの実体験やどういった仕事内容なのかを詳しく聞けてとても勉強になりました。地域おこしなどをしているということなので今回の講義はとても自分の将来や人生に生かしていけるなと思いました。それと、自衛隊からスポーツに携わる仕事にいったのがすごいなと思いました。元々ボランティアなどをすることなどが好きでそういった活動をしたいからということを聞いてすごい行動力だなと思いました。そして、色々なことにチャレンジするのは大切だなと学びました。

教員コメント

 スポーツ界で働く人の多くが実は転職によってその職に就いています。プロスポーツクラブでの現場を経て、現在はプロスポーツを目指して地域を根差した活動に一から挑戦する野原さんの現場のリアルな話に学生は夢中になっていました。またその時々に大事にしていること、何よりそのバイタリティを感じ取ったのではないでしょうか。スポーツ関連の仕事に就きたい、もしくは自分の好きな職種に就くためにはどうすればいいのか。「自分の人生は自分が主人公!自分も周りも楽しめるようにまた自分も周りも幸せだと思えるように」学生諸君のレベルアップの旅は始まったばかりです。スポーツを通した地元沖縄と淡路島のスポーツ振興に奔走する野原さんからスポーツ界のリアルを聞くことができました。野原さん、また「島」の現場でお会いできる日を楽しみにしています。ありがとうございました。