現在、韓国に留学中の3年生笠井さんから「留学だより」が届きました。慣れない土地に住みながら孤軍奮闘しつつ語学を学ぶ様子がひしひしと伝わってきます。目標を見据え、やるべきことを理解して行動しているのは素晴らしいことだと思います。残りの留学生活をぜひ楽しんでもらいたいです。
藤野 寛之
留学先の授業
 韓国に来てから約2か月経ちました。授業が始まってからは約1か月になります。授業は3級からのクラスで12人おり、私以外は1級から授業を受けている学生でしたのでついていけるか最初は不安でしたが、予習をしっかりとしたため、ついていくことが出来ています。授業内で会話練習があるのですが、半分以上が中国人のため何を言っているか分からない時もあります。
 先日テストと発表がありました。短期間で200ページほどある教科書を学びテストしたので大変でした。発表、聞く、話す、書く、読みのテストが4日間にわけてあり、まんべんなく出題されるので韓国語の能力は伸びているなと感じます。また、文化体験もあり景福宮に行きチマチョゴリをきて観光したりもしました。その日にクラスの子6人でカフェやカラオケにも行き楽しく過ごしています。
 
サークル
 留学に行っていた先輩のおすすめでハラムという国際サークルにも入りました。韓国人以外にもいろんな国の方がいて毎週土曜日に活動をする感じです。
 私は一番上のクラスで、韓国人の方が授業をして方言や韓国の家のことなど実際に韓国人しか知らないことを教えてくれます。その後にお昼ご飯を食べに行ったり、カフェにいきたくさん話したりしています。
 そこで出会った日本人の男の子が1年半ほど韓国に住んでいて韓国語が上手なため、私から積極的に韓国語で話したりしています。仲良くなり、相談にも乗ってくれて、夜ご飯もよく食べに行く仲になりました。
 
最後に
 韓国に来てから約2か月経ち、初めの方は共同生活にも慣れていなく軽くホームシックになってしまいました。でもサークルに行くとみんな相談に乗ってくれ、気にかけてくれるため本当にいい人達に出会ったと感じています。
 留学先では韓国人は先生しかおらず、さらに、韓国は飲食店に行っても機械で注文しないといけなくて、授業やサークルでしか韓国語を話す機会がないため、これからも積極的に韓国語能力を上げる機会を設けていきたいです。
 日本語が分かる韓国人の友達もでき、色んな相談にも乗ってくれるのでこれからもたくさん会って、仲良くなりたいです。