森下ゼミ2回生のキャリアゼミ活動の舞台は今年も大丸梅田店であります。同店との取り組みも今年で5年目を迎えますが、年々その精度が上がり、実際の店舗企画・運営で活用可能なレベルに達してきていることを実感していただいています。今年は、本格的なアフター・コロナの時代を見据えて、都心部における百貨店ビジネスの今後の指針となるような素材を提供していきたいと考えています。これまでの実績がモノを言っているのか、幸いなことに梅田店のワンフロアを「まっさらな」状態にして、ゼロからフロアプランを検討する・・・しかも、現役社員と同じ手法で・・・という最終課題を頂きました。これから約8か月間、様々な座学、フィールドワークを経て、今年も「さすがは阪南大学森下ゼミ」と評価いただけるようにゼミ生とともに頑張る所存であります。

学生活動状況報告

産学連携先:株式会社大丸松坂屋百貨店梅田店
 ゼミに入って初めてのフィールドワークでとても緊張しましたが、大丸の事業推進部の方のお話を聞いた時、始まった早々からメモをする手が止まらなくなりお話を聞くことが楽しかったです。例えば、百貨店とルクアの違いは、百貨店では全ての階で色んなジャンルを販売することや、外商という限られたお客様だけの百貨店の最高級サービスがあり、実際に家に行ってその人だけのコンシェルジュがつき、相談しおもてなしをすることなどで、一方ルクアではひとつの階の端と端には人気が高くお客様が来てくれるお店を置き、その間でアクセサリーを売っているお店、洋服屋さん、雑貨屋さんといった関連消費される品を戦略的に置くなど、売り場を作った人しか分からない細かな工夫や考えが沢山発見出来て凄く考えさせられました。それから、お話を聞いてからゼミ生全員で実際のお店やフロアを見学させていただき、普段なら考えないような所を豆知識のように教えて頂き、新たな発見が沢山ありました。お話を聞いてから、売り場を見る時にも普通に見るのではなく、1つずつ意味があるのかなと考えながら見て回りました。これからの講義も楽しみになり、新たな発見がこれからも沢山見つけられたら良いなと思いました。
流通学部 2年 山田 梨砂

ゼミ集合写真

参加学生一覧

武内 彩華、 山田 梨砂、 川口 茜、 神山 萌、 小山 楓夏、 中山 凜、 野上 大輝、 野田 佑月、 野手 郁哉、 山口 楓賀、 山口 楓太、 山田 実和、 山本 歩夢、 山本 七海、 結城 七海、 新村 日菜、 冨里 真優、 楠 浩輝、 田中 瑞唯茄、 冨永 恵美理、 冨和 杏香