片渕ゼミは7月2日、トヨタ自動車の工場見学を実施しました。「自動運転とスマートモビリティ社会」を卒業研究のテーマとし、大阪トヨタに就職予定の学生にとってたいへん良い機会となりました。
 午前中にトヨタ本社前に集合し、トヨタ元町工場を見学します。この工場はちょうど60年前の1959年に建設された日本初の乗用車専門工場で、現在レクサスGS、クラウン、マークX、MIRAI、LCを生産しています。生産台数は年間8万台、1日165台です。元町工場を含むトヨタ自動車の生産拠点は以下の通りです。グループ企業でもトヨタ車の生産が行われています。
 トヨタの考える未来社会像がパネルで紹介されています。工場内部では不良を生まない工夫、作業を効率よく、かつ作業者の負担を減らす取り組みを見ることができます。
 また午後には長久手市にあるトヨタ博物館を訪問しました。この博物館は自動車黎明期から現在までの約140台に及ぶ自動車が紹介されています。また自動車に関わる文化資料としてカーマスコット、ポスターや自動車玩具、切手などの興味深い資料が展示されています。1950年代のキャデラックのカタログを見ることが出来ましたがたいへん美しく、当時のアメリカ人の憧れる生活スタイルを窺い知ることができます。

*本研究は流通学部より交通費補助を受けて実施しています。