本調査は、4年生が京都市右京区の世界遺産「仁和寺」を訪問し、スポーツ・健康というテーマでの企画立案の可能性を調査しました。これは、仁和寺からの依頼に基づいた調査であり、寺院施設と御室八十八ヶ所を見学しました。また、施設課長と意見交換を行い、現在の施設を活用した様々な取り組みのお話や今後のビジョンなどを伺う機会もありました。
 仁和寺では御室八十八ヶ所の整備事業である「OMURO88プロジェクト」を行っており、このプロジェクトの一環として、スポーツ・健康のイベントを次年度以降の取り組む方向となり、その取り組み内容を本ゼミ生が提案することとなりました。参加した学生に当日の様子を報告してもらいます。


ゼミ生活動報告

 仁和寺に行ってみて、お寺はもっと堅苦しいイメージがあったが、演奏会などが行われており、イメージと違うというところを知る事が出来ました。
 御室八十八ヶ所という距離がわずか3㎞、時間も2時間ほどで巡礼できる場所を見て、ハイキングコースとしてとても良い場所だと思った。新しいサービスとして「スタンプラリー」や「謎解きゲーム」、日本一長いイルミネーションが御堂筋の1.9㎞なので、3㎞近い「イルミネーション」をやってみるなどを提案したい。
 今回フィールドワークをして仁和寺の人のお話も聞かせてもらい、お寺でも様々な取り組みをしていることが分かった。常識にとらわれず、色々な意見を出していきたい。

流通学部4年生 上野蒼汰
 仁和寺では八十八か所を歩くOMURO88プロジェクトがあり健康増進を目的とした地元の方にも愛されている事を感じた。
 また、最終地点付近では広い場所がありイベントを開催しやすいのではないかと考える。全長がそこまで長くなく2時間半程度で一周できるのでトレイルランニングの簡易版などとしてスポーツイベントを開催出来るのではないかと考える。
 さらに、年末年始や夏休みなどの期間にラジオ体操感覚で毎日歩いて回るのもイベントとして面白いのではないかと感じた。
流通学部4年生 西端夏生
 仁和寺はとても広く感じました。そんな中でスポーツ関係を活かすとするならば御室八十八ヶ所の霊場でいくつかにスタンプを設置して全部集めた方に仁和寺だけの何かをプレゼントする。または御室八十八ヶ所霊園と別として仁和寺境内で限られた場所にスタンプないしその場所にプレゼントできるような物を設置して様々な所を回らせるようにすれば良いのではないかと考えます。
 また、ガイドの方をつけた上での八十八ヶ所巡りをすることで歴史や出来たきっかけなどを知ってもらいながら歩くということができるのではないかと考えます。
流通学部4年生 大楠剛志
  • ※全体写真撮影時のみマスクを外しております。