2024年1月21日(日)に流通学部赤阪ゼミ、上赤坂ゼミ、サッカー部と有志のメンバーにより、「第1回まつばら阪南障がい者サッカーフェスティバル」を開催しました。参加チームは大阪で活動する知的障がい者サッカークラブの「大阪LAZZO」、聴覚障がい者サッカークラブの「大阪アジアンタールFC」、そして静岡で活動する「アレスグート」の計3クラブで、阪南大学本キャンパスに集まりました。試合は8人制のルールで実施し、各チームの総当たり戦後は、出場チーム選抜と運営スタッフの学生選抜チームによるエキシビジョンマッチも実施しました。赤阪ゼミの学生は運営を担当し、サッカー部の学生は審判員を担当しました。当日の様子をご報告いたします。

学生コメント

流通学部 2年 佐藤 大哲
 今回のイベントで色んな方たちとサッカーの楽しさ、喜びを分かち合うことができてよかったです。また、はじめての運営スタッフということで少し緊張していましたが、周りの方たちが、優しく接してくれたので、凄く楽しく取り組むことができました。この貴重な経験を今後の人生に活かしていきます。
 
流通学部 2年 武村 優心
 初めて聴覚障害がある方の審判をして最初はできるか不安でしたが、しっかりと良い試合にすることができて良かったです。確かに笛の音が聞こえない人たちにはどうやって審判の笛を伝えるのだろうと疑問に思ったことがありましたが、今回の経験でとても勉強になりました。イベント全体的にもみんな楽しくも真剣にアツい大会になったかなと思うのでまた参加したいです。
 
流通学部 1年 杉森 隼人
 今回、このようなイベントに参加させてもらってとてもいい経験ができました。一からこのようなイベントを作る大変さやスケジュールの組み方などこれからゼミ活動をしていく中で必ず必要になってくるようなことばかりでした。その中で自分がリーダシップをとって周りを見て気を配りみんなが楽しくなるようにしていこうと思いました。
 
流通学部 1年 渡瀬 和也
 初めて運営の体験をしたけど、自分がどのように動けば役立つのか、来てくれたチームがどのようなことをしてほしいかなど考えて動く経験ができたことが良かっです。
 
流通学部 2年 北川 快
 学生だけで企画し運営できて良い経験になりました。思ったよりもスムーズに進行して、参加してくれた選手も全力で試合してくれて嬉しかったです。やって良かったなと感じました。第2回は今回を活かしてさらに良い大会を運営できたら良いなと思います。
  • 障がいの種別を超えて、白熱したゲームが展開された

  • 当日の運営本部の様子。スケジュール、備品準備など、一から大会を作り上げた

  • 試合の横ではチームスタッフ、運営の学生選手たちで自然にミニゲームが始まった! これこそサッカーの醍醐味

  • エキシビジョンマッチを戦ったスタッフ学生選抜、気合十分!

教員コメント

流通学部 赤阪 修 専任講師

流通学部 赤阪 修 専任講師
 障がい者のスポーツ環境をより豊かに、他地域の強豪チームに対抗するために関西のサッカー環境を整えたいという思いから、本イベントの企画が始まりました。本学のスポーツ施設、教員の専門性、そして学生のマンパワーをどうすればミッション達成につなげることができるか、ステークホルダーとの打ち合わせに学生が参加しながら計画を進めていきました。第1回大会ということですべてが一からのスタートでしたが、関係各所との調整を経て無事に当日を迎えることができました。当日は、どうすればチーム、関係者に喜んでもらえるかを学生それぞれが考えて行動してくれました。
 本大会に参加いただいたクラブと関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

参加学生一覧

諏訪下 博斗、太田 莉生、小野 結誠、渡邉 恵太、北川 快、木口 友貴、田村 闘矢、佐藤 大哲、武村 優心、山内 悠生、藤川 隼之輔、山﨑 颯汰、中西 海飛、渡瀬 和哉、杉森 隼人
本事業は、UNIVAS及びスポーツ庁委託事業「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」によるものです。