加藤清孝教授による「スポーツ組織もプロにならなければ−東京オリンピック2020に向けて−」を開催しました

あべのハルカスキャンパスでは、2016年度の公開講座として、副学長および各学部を代表する教員が講師となって本学が得意とする分野の知の財産を惜しみなく提供する『ハルカスアカデミー』を開催しております。

このたび11月5日(土)午後2時より、あべのハルカスキャンパスにおきまして流通学部加藤清孝教授を講師とした第2回ハルカスアカデミー「スポーツ組織もプロにならなければ−東京オリンピック2020に向けて−」を開催いたしました。
講座では、(公財)日本サッカー協会や(公財)全日本スキー連盟のようなオリンピック等の世界大会に選手を送るスポーツ統括団体を取り上げ、それぞれの団体の収支構造や収益構造を分析し、各種目の選手の強化や育成の現状について解説がなされました。
その上で、国がなぜスポーツ強化に力を入れるのか、また各団体はどのように選手の育成に取り組んで行くべきかについての見解が提起されました。
そして最後に2020年の東京オリンピックに向けての課題について言及されました。

受講者にとっては、オリンピックに関してメディアの報道でよく耳にするものの実態があまり知られていない団体やスポーツ界の構造や現況について深い理解を得る機会となり、講座終了後にたくさんの質疑応答がなされ関心の高さがうかがえました。

あべのハルカスキャンパスでは、今後も時事問題や現代社会に生かせる教養をテーマに定期的に公開講座を開催していきます。詳しくは大学ホームページを参照してください。