国際コミュニケーション学部 スピーチコンテストを開催

2017年11月28日(火)、国際コミュニケーション学部主催のスピーチコンテストを開催いたしました。

2017年のテーマ: あなたが生み出す世界の変化
• パーソナル
• ローカル
• グローバル

自分を、社会を、世界を、変える為に「する」「したい」ことはなんですか?
例えば: ボランティア活動 / 海外研修や留学 / この本を読んで人生が変わった / あの人の一言が私を変えた

「なんと素晴らしいことでしょう!世界をよくすることを始めるのに誰も一瞬ですら待つ必要なんてないんです。」
ーアンネ・フランク

 このスピーチコンテストは、「英語」、「日本語」のいずれかで学生が皆に訴えかけたいメッセージや主張を伝え、その内容や表現力について競い合うものです。
 英語部8名、日本語部門9名が本選に出場しました。今年度も学生実行委員が中心となり、開催の告知、ポスター作成、当日の準備および司会等運営を行いました。

司会者

日本語の部司会 & 英語の部司会: 金澤 まどか & 六車 仁孝

入賞者

表彰者
英語部門
最優秀賞 中山 菜満 Share Ideas, Communicate, Learn and Think
優秀賞 金森 賢吾 Two important principles: Chase my dream and be true to myself
第三位 イディメシェヴァ カリーナ Mental health is as important as our physical health
日本語部門
最優秀賞 中村 美代 先輩である私が皆さんに「伝えるべき」こと
優秀賞 上野 雄太 グローバル化という脅威
第三位 西川 侑希 Life is Beautiful !!

参加者からの感想 <英語部門>

中山 菜満 2回生
First of all, I would like to say thank you to everyone who advised and helped me and listened to my speech. I could not make a speech and win the prize without them. And I had a great experience through this speech contest. I could change myself and get some ideas from other speeches. Sharing ideas, communicating, learning and thinking can change ourselves and the world. I am going to do my best to change myself and the world. I am honored to win the prize. Thank you everyone.
金森 賢吾 3回生
I appreciate your cooperation. I thank every student and every professor who has been concerned with me and my speech. Without your help, I would not stand on that podium. Of course, I was aiming for victory, so it is regrettable that I could not get the gold, but through this experience, I realized two import things. Firstly, I have great friends and professors. I strongly felt that everyone was supporting me. I wanted someone who would listen to my speech for practice. They cooperated with me gladly. A lot of people came to listen and support me. The professors, including my seminar Professor Junko Sugimura, helped and support me warmly. I felt extremely happy. Finally, I could convey my feeling and my values to so many people regarding how I overcame difficulty or how I found my way of life. I would be glad if my speech can help someone in trouble.

教員からの感想

Mark D. Sheehan教授からの感想
It was an honor to be part of this year’s speech contest. The topic this year was incredibly challenging, and thinking about a speech to answer the question: What actions can you take to change the world? may have pushed students outside of their comfort zone. Nonetheless, students rose to the challenge.
This year’s contestants spoke on deep topics such as discrimination in education, human rights, taking advantage of educational opportunities, mental health, overcoming personal challenges, the importance of gratitude, the importance of taking responsibility for our actions, global issues, and social issues. As a teacher and organizer of such a contest, my greatest joy is to see students take a challenge, have an idea, develop it into a speech, revise it, master it through hard work and practice, and then deliver the speech to a large audience and have that feeling of satisfaction at a job well done. So many emotions and skills are involved when students go through such a process. After having this experience, I am sure many students will be inspired to take more challenges, continue to change themselves, and change the world.

参加者からの感想 <日本語部門>

中村 美代 4回生
 私は阪南大学に入学してから人生が変わりました。心から尊敬できる先輩や慕ってくれる後輩、そして先生方やたくさんの方々の支えがあり、今「4回生」としての生活を謳歌しています。そこで私は、今まで支えてくださった方々や大好きな後輩のために、自分は4回生として何ができるのか、何を残すことができるのかを考えました。その結果、辿り着いたのがこのスピーチコンテストでした。なので、伝えたいことは全てスピーチに込めました。今回頂けた「最優秀賞」は、スピーチの評価だけではなく、これまでの「4年間」を認めてもらえた、そんな気がします。私に「伝える場」を設けてくださった全ての方々に、心から感謝申し上げます。
上野 雄太 4回生
 阪南大学生として最後のスピーチコンテストは、自分自身がこの4年間でどれほど成長できたのかを、実感できる時間になりました。一年生だった頃の自分と比べて、スピーチの内容や語彙、そして表現力が向上したのではないかと、感じられたからです。一方で、5分間という限られたスピーチの中で、伝えるべきことの優先順位を考えながら、また聴衆の学生たちが理解できるよう、言葉を選んでスピーチする難しさを痛感する機会にもなりました。大学生活をスタートさせた1年生に、大学生活を通じて、グローバルに視野を広げながら、今後起こりうる世界での出来事を他人事ではなく、当事者意識を持って考えて欲しいという思いをお伝えできていれば幸いです。
西川 侑希 4回生
 1回生の時にこのイベントを知りました。自分の第六感が働き、『見てみたい!!』と思いました。アルバイトを変わってもらい、1人で見にいったのを覚えています。先輩方だけでなく、同期の子たちが流暢に話している姿を見て感動しました。いつか出る!!そう決心し、4回生になった今年夢が叶いました。学生最後の年ということもあり、話したいことは沢山ありました。悔いなく、私らしいスピーチをしよう!!そして挑みました。私のスピーチが一人でもいいので、誰かに影響を与えていると嬉しいです。国際コミュニケーション学部としての最後のイベント、最高の思い出となりました。このような機会を与えて下さった先生方に感謝します。

教員からの感想

坪井兵輔 准教授からの感想
「最高の演奏を引き出すのは誰だ?」世界に名高いベルリン国立歌劇場の音楽監督・Daniel Barenboim氏はコンサートの前に問いかけます。
「演奏とは聴衆との真剣勝負です。私たちは皆さんの想像を超える音楽を目指し、皆さんは私たちの熱量を問う。この緊張関係、『聞こうとする態度』こそが出演者を奮い立たせ最高の時間を生み出すのです」。
コミュニケーションとは伝え手と受け手間での感情と情報の交換と定義するならば、まさに今回のスピーチコンテストは出場者とAudienceの深いコミュニケーションでした。出演者は緊張に耐え、人知れず練習を繰り返してきました。会場に集った学生も出演者の熱意を確実に受け止めていました。この豊かな時間は司会を務め、タイムキーパーを担った学生スタッフ、誰も知らないところで準備に奔走した職員の方々、そして国際コミュニケーション学部に所属する一人一人の『聞こうとする態度』が醸成しました。初めて参加した教員としてこのような時間を経験できたことに感謝申し上げます。

国際コミュニケーション学部 スピーチコンテスト 英語部門 2017

国際コミュニケーション学部 スピーチコンテスト 日本語部門 2017