【松ゼミWalker vol.192】新雑誌『カン★ゲキ(関西版)』の創刊号に座談会記事が掲載(教員 松村嘉久)

 2015年11月25日(水),関西大衆演劇の「今」がわかる情報誌『カン★ゲキ』が創刊されました。ウェブサイトとも連動しているハイブリッド情報誌で,Webサイト版『カン★ゲキ』からも色々な大衆演劇情報をゲットできます。『カン★ゲキ』は関西一円の大衆演劇の劇場を中心として,一部の書店でも定価540円で販売されています(左写真参照)。
 「発刊にむけて」という文章のなかでは,大衆演劇を日本の「文化遺産」と位置付け,「関西の劇場に観劇(カンゲキ)に来てほしい! 大衆演劇で感激(カンゲキ)してもらいたい! 関西をもっと元気にしたい!」という願いが書かれています。この願いはまさに,新今宮TICが地域のエンターテイメント支援を始めた志と一致しています。
 大衆演劇は他所からわざわざ観に来る価値のあるエンターテイメントで,大阪は日本で最も大衆演劇がアツい地域です。大阪市内に劇場が10軒,大阪府下なら17軒,毎月違う劇団が来て,毎日違うお芝居や舞踊ショーを繰り広げています。これほど身近なエンターテイメントは,他に見当たりません。大衆演劇は,下町の,庶民の「歌舞伎」としてブランド化できれば,国際観光資源ともなり得る貴重な存在です。

 この創刊号の35頁から36頁の見開き1頁で,松村嘉久・小幡晶子・三宅亜紗未・川畑成美による座談会記事「KAN★GEKI体験 学生レポート」が掲載されました。原稿が長かったため,二回に分けての掲載となり,創刊号では前半のみを掲載,後半は次号送りとなりました。
 創刊号発行後の12月6日(日),学生たちが新今宮TICを運営していると,大衆演劇ファンのおばさまが,「あんたらのことが載ってるから買うてきてあげたで」と,『カン★ゲキ』創刊号をお菓子とともに差し入れてくださったそうです。
 新今宮TIC近くのホテルには,関西一円だけでなく他府県からわざわざ,大衆演劇を楽しむために来る常連のおばさま方が,よく宿泊されます。もう2年ほど前から新今宮TICでは,大衆演劇の公演ポスターをずらりと貼り出しているのですが,それを眺めて写真撮影される方も少なくありません。ごひいきの劇団のポスターなどを掲示していると,何か連帯感のようなものを感じていただけるようです。
 さて,新年早々に,次の「KAN★GEKI体験」を取材すべく,ゼミ内で新たな取材企画の検討を始めました。新今宮TIC近くに宿泊する外国人を連れて行き感想を聞いてはどうか,劇場と地域の飲食店との関係を取材してはどうか,ゼミでは様々な意見が出ました。
 KAN★GEKI体験レポートは連載企画で今後も続く予定です。