【松ゼミWalker vol.136】 阿倍野放置自転車問題についての調査の成果と提案が読売テレビで報道

 2014年2月20日(木)の読売テレビ『かんさい情報ネット ten』の「モクゲキ」というコーナーにて,松村ゼミが中心となって行った阿倍野界隈の放置自転車調査の成果と提言が,かなり詳しく報道されました。この報道は,同番組の公式ウェブサイトの「特集ニュース」2月20日放送分にアップされているので,ぜひご覧ください。
 放置自転車の調査はプレ調査を経て,2014年2月4日(火)と2月9日(日)に本調査を行いました。二日にわたる調査には,阿倍野区の羽東良紘区長や区役所職員も激励・視察に来られるなか,4日は31名,9日は精鋭17名が参加しました。

 調査した二日間とも,読売テレビのカメラがゼミ生らの調査する姿を追跡し,松村だけでなく何名かのゼミ生らも,まちかどでインタビューを受けました。

 放置自転車対策については,地域の住民や商店街からの意見も詳しく伺って,提言に反映させる必要があるため,調査の結果は,ゼミ生らの協力も得て,『阿倍野における放置自転車調査の成果と対策案(速報)』として早急にまとめました。2014年2月19日(水)には,ゼミを代表して,松村と2回生の速水朋香がこの速報を持って阿倍野区役所へ赴き,羽東区長や地域の方々へ向けてご説明させていただきました。
 そこで,地域の方々から色々なご意見をいただき,これまで地道に行われてきた放置自転車問題の解決に向けた努力や工夫,その経験から発想された妙案も教えていただきました。読売テレビはこの会合にも取材に来られ,羽東区長に調査速報を受けての感想などもインタビューされていました。

 区役所の担当職員との調査に関する意見交換や打ち合わせ,課題の解決を目的とした調査の設計,大人数による調査でのチームワークとマネジメント,報道カメラの前で調査する緊張感,調査結果のまとめ方などなど,ゼミ生らはこの調査活動の企画実行を通して,ずいぶんと成長しました。
 現在,松村ゼミでは,あべのハルカスのグランドオープンによる影響も睨みながら,阿倍野の放置自転車問題に対する最終レポートをまとめつつあります。その最終的な成果と提言は,2014年3月25日(火)に羽東阿倍野区長や地域の町会や商店街の方々に向けて,阿倍野区役所か阪南大学あべのハルカスキャンパスにて,報告する予定です。