国際観光学部OBの桂ちょうば君が落語会を開催!!(レポーター:松村嘉久)

「桂ちょうば」って誰やねん?!

 みなさんは「桂ちょうば」という落語家をご存知でしょうか。桂ちょうば君は,阪南大学国際観光学部1期生,私たちの先輩にあたります。もうお亡くなりになりましたが,国際観光学部学部長や阪南大学副学長を歴任された堀川紀年先生のゼミに所属し,卒業してからストリートミュージシャンを経て,桂ざこば師匠に弟子入りしました。

 私はとても上方落語が好きで,よく寄席に落語を聴きに行くので,落語家を見る目はあります。桂ちょうば君の落語は上手いし面白い。その証拠に,ざこば師匠からとても良い芸名をいただき,平成21年度の「咲くやこの花賞」も受賞しました。ちょうば君には,国際観光学部で桂梅団治師匠らと落語会を開いてもらったこともありますし,講義もしてもらいました。松原祭のOBの集まりでは,阪南大学商学部卒業の桂あさ吉師匠と一緒に,何度も盛り上げに駆け付けてくれています。

みんなで桂ちょうばの落語会へ行こう!!

 その桂ちょうば君が,桂ざこば師匠に入門して,今年でもう10年目になるそうです。その芸歴10周年を記念して,10月1日から10日まで,新今宮の動楽亭で10日間連続の落語会を行います。10日間連続で毎日2席,そのうちの1席は,会場からリクエストで行う,というとても過酷な試練の落語会です。プログラムを見ると,いいネタが並び,落語の合間の演芸(イロモノ)も,ツウ好みのが揃っています。

 動楽亭は,私たちが活動している新今宮の新しい娯楽スポットで,桂ざこば師匠が席亭をつとめる地域待望の定席です。定席とは…,いつもそこに行けば落語を聴ける劇場のことです。現在,浪速区から西成区にかけて,ジャズを聴かせるお店などが増え,芸術鑑賞できるスポットが急増しつつありますが,その先駆けがこの動楽亭でした。上方落語の発展のためにも,地域の発展のためにも,動楽亭は欠かせない存在,みんなで盛り立てていかなければなりません。

 あの桂ちょうば君が,あの動楽亭で,節目となる10日連続落語会を開催する…,となれば応援せずにはいられません。これを機会に,「桂ちょうばの落語を聴きに行く会」を結成すべく,発起人が集まりつつあります。新今宮TICでも松村ゼミでも全面的に,桂ちょうば君の落語会を宣伝することに決めました。当然,松村ゼミの学生たちも,落語を聴きに行きます。
 在校生のみなさん,教員・職員のみなさん,阪南大学の卒業生のみなさん,桂ちょうば君の落語会を聴きに行きませんか!! 入場料はわずか2,000円,たっぷり笑え,昔ながらの寄席の雰囲気も,日本の伝統文化の香りも楽しめます。開演は19時なので,新世界のB級グルメも楽しめます。仕事終わりに,ちょっと落語を聴いて,ちょっと飲んで帰る,都会ならではの贅沢な楽しみです。是非,チラシをご覧になって,お越しください!! 動楽亭でお会いしましょう!!

ちょうば10日間連続落語会のチラシ(クリックするともっと拡大します)