松村ゼミの8代目・9代目デビュー

そうそうたるメンバーの前座を務める!!

 2011年1月13日(木),立命館大学朱雀キャンパス5階の大講義室にて,「嵐電開業100周年記念・観光立国フォーラム」が開催されました。松村ゼミは第1部「観光情報発信 学生企画公募」の表彰式および発表会に招かれ,8代目・9代目のゼミ生たちがゼミを代表して参加させていただきました。
 まずは京福電気鉄道の西田寛社長から,優秀作品の表彰状と副賞をいただき,その後は,新今宮観光インフォメーションセンターの活動に関する報告をさせていただきました。発表者は橋本果奈・前島佑香・勝元暁美・小路望の4名,応援に駆け付けた松村と7代目の4年生4名が見守るなか,堂々と発表をこなしました(右写真は西田社長と発表者との記念撮影)。
 この日の松村ゼミの発表は前座,メインは後半の第2部の基調講演とパネルディスカッションでした。ゼミ生たちは最前列の受賞者席に陣取り拝聴しました。風景学を築かれた中村良夫先生(東京工業大学名誉教授)の基調講演は興味深いものでしたが,何よりも豪華なご来賓方のウィットに富むご挨拶・祝辞を楽しみました。山田啓二京都府知事も,門川大作京都市長も,会場の笑いを誘いながら,日本の観光立国における京都の役割や意気込みを語られました。観光庁の溝畑宏長官は,ご自身が嵐電を利用されていた実体験も盛り込み,京都観光や嵐電に対する熱く真摯な想いを語られました。1月13日は京都市と観光庁が,「観光立国日本 京都拠点」という共同プロジェクトを立ち上げる調印式の日でした。この観光立国フォーラムは,まさにタイムリーなイベントでした。
 パネルディスカッションの方も,京都人の絶妙なもてなしの感覚や言葉,芸術イベントを活かした観光振興の手法などで,話が盛り上がりました。松村ゼミの学生たちは,懇親会にも参加して,京都のもてなしを堪能させていただきまし。ゼミ生たちは,この日一日で随分色々と学び成長したと確信いたします。このような機会を与えていただいた京福鉄道の皆さん,立命館大学産業社会学部の小澤亘教授に感謝いたします。ありがとうございました。