経済学部3年生:道中星哉、兼元真都、清家大輝、平山佳世

 経済学部豆本ゼミでは、例年、フィールドワークを中心に据えたゼミ活動を行っており、3年生のゼミでは学生自身で研究テーマを決めて企業訪問を行っています。今回私たちはシミュレーションゴルフ業界における技術の進化について調査しました。
 12月15日に株式会社GPRO(本社:尼崎市)を訪問し、ゴルフ事業開発部の白根氏にお話を伺いました。同社が販売する「Xswing GOLF-G」は、天井に高速度カメラセンサー(1つはボールセンサー、もう1つは打席を上から見るセンサー)を2つ備え、クラブの軌道やボールの回転を解析するリアルなゴルフシミュレーターです。同社では尼崎の本社の他に東京、名古屋に支社があり、全国で約5,600台のゴルフシミュレーターを設置しており、設置場所としては個人宅が5割、法人客が5割とのことでした。
 同社のゴルフシミュレーターのコースは全部で56ほどあり、コースの作成に当たってはドローンを飛ばしてデータを収集しており、ゴルフ業界の中でもトップクラスでユーザーが多いそうです。
 今回の調査で、シミュレーションゴルフでも十分にゴルフの技術向上ができることや、シミュレーションゴルフのカメラセンサーの精度が高いこと等が分かりました。
(今回の調査では、阪南大学学会の補助を受けて実施しました)