島田化成株式会社を訪問しました(経済学部三木ゼミ 3年生)

 2015年10月14日(水)、経済学部の三木ゼミ3年生は、交野市にある島田化成株式会社を訪問し、代表取締役社長の嶋田健一さん、経営企画アドバイザーの足立敏明さん、業務課の久保香苗子さん(2年目)にお話をうかがいました。
 島田化成(株)は工業用洗浄剤(食品用、自動車産業用、他)及び洗浄機の製造販売を行う「洗浄の総合メーカー」で、2010年度に大阪中小企業顕彰事業実行委員会(注1)が実施する「大阪ものづくり優良企業賞」を受賞するなど、大阪を代表するものづくり企業です。
 三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。

(注1) 大阪中小企業顕彰事業実行委員会:
大阪府、大阪府商工会議所連合会、大阪府商工会連合会、公益財団法人大阪産業振興機構、地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所で構成

視野を広げる大切さに気付きました 3年生 松本 光司

 今回は島田化成株式会社を訪問しました。オフィスに入ってすぐの部屋で社長のお話を伺うことができました。
 島田化成は元々洗剤を扱われている企業で、洗剤ではオリジナリティを出しにくいため競争が厳しく、売り上げに繋がりにくいのではないかと思っていました。しかし、島田化成にはもう一つ事業がありました。それが自動車のエンジン部品などを洗浄することができる機械事業です。エンジン自体を運ぶ作業も、洗う作業もアームのような形をした機械が行っていました。国内のみならず、世界でも走っている車のエンジンというデリケートな部品が、島田化成の洗浄機によって洗浄されることで、問題なく走ることができているという実態に日本の中小企業の技術は本当に素晴らしいものだと素直に感じました。
 今回の訪問で私が最も胸を打たれたのは、視野を広げるということです。夏休み中のインターンシップを終えて、私は以前にも増して起業したいという気持ちが強くなりました。しかし、やりたい業種は見つかっておらず、一つに絞って考えようとしていました。『ニ兎追うものは一兎をも得ず』とよく言われていますが、そのような中、島田化成の二つの事業を巧みに扱い売り上げに繋げることができているというお話を聞くことができ、もっと視野を広げて考えることが大切なのだと気付かされました。また、入社して二年目の女性社員の方が、移動時間や余っている時間に読書をして知識を広げていると話されていて、現段階でスマートフォンと向き合っている時間が多い私にとっては、非常に耳が痛く、読書でなくともニュースなどの情報やすべき勉強をして日本のことをよく知ることや、自身の将来に繋げるための準備をする必要があると感じました。
 私が最も惹かれた部分が二つの事業展開でしたが、社長は人脈の大切さも話されていました。海外進出をする上では、進出先に信頼できる人や現地人が必要不可欠だと思います。今の私が人脈づくりのために行動できることはないかもしれませんが、考えることは可能であると思うので、今のうちにしっかりと考えていきたいです。

企業のホームページを見ているだけでは本当のことはわからないと気付きました 3年生 李 章徳

 今回、私は10月14日に大阪府交野市に在る島田化成株式会社を訪問見学しました。島田化成株式会社は工業用洗浄剤および洗浄装置類の製造販売などを行っている会社です。私は、島田化成株式会社は洗浄剤を作っているということを訪問する前にホームページから知りましたが、訪問する前は全く具体的なイメージが沸きませんでした。実際に訪問してお話を伺ってみると大変魅力的な会社であることがよくわかりました。また、機械用洗浄剤というものがなければ日本の自動車のエンジンも動かないということを知り、洗浄剤がいかに重要な役割を果たしているかがよくわかりました。
 洗浄剤と言われても何もわからなかった私でしたが、完成車に組み込まれる前のエンジンを洗浄している工程をスマートフォンの動画で見せてもらいました。そこではロボットがエンジンの中のゴミを洗浄剤で洗っている光景が見られました。わたしはエンジンは洗浄などしなくても問題ないのではと思っていましたが、エンジン内部のかみ合わせの関係で少しでもゴミがあるとエンジンが停止してしまうということを知り、ただの洗浄剤ではないのだと知りました。また、中小企業ということを考えると島田化成株式会社は海外にどんどん販路を作っていっているチャレンジャーであると思いました。これは現在、売上の半分以上は海外であるということを話からもわかりました。ただ海外に販路を開拓していける人が少ないのでほとんどを社長が一人で行われているということをお聞きして中小企業の社長はここまで仕事が忙しいのかと知るとともに人材が不足しているということも同時に知ることができました。
 人材不足の原因の1つは、中小企業の方たちと私たち学生の接点が全くないということであると思いました。事実、ホームページからの情報では十分この会社の魅力を感じ取ることができませんでした。しかし、この接点を増やしていかなければ学生と企業の間にあるすれ違いは無くなりません。接点を増やしていくことが中小企業の人材不足を解消できる一つの方法ではないかと改めて思いました。そういった意味では私がいま所属しているゼミでは「ものづくり中小企業と大学生の求人・求職マッチング向上策の提案」をテーマの1つとして取り扱っており、私自身これから社会に出ていくうえで勉強になっていると思います。
 私は機械用洗浄剤というものがいかに重要なものであるかが、この訪問でよくわかりました。こうしてその重要性をわかることができたのはその場所に足を運んで企業の方たちから話を聞いたからであると思います。足も運ばずにインターネットだけの情報だけに依存していてはわからないことがたくさんあるということを知ることができました。

ご参考