2018年7月25日(水)、経済学部の三木ゼミ2年生は、兵庫県尼崎市にある株式会社ソルテック工業尼崎事業所を訪問し、業務管理部人事課課長の黄仁秀さんにお話をうかがいました。
 株式会社ソルテック工業は昭和60年創業。製鉄、発電、水処理など各種プラント設備の製作・据付・配管工事と、ゴミ焼却場やリサイクルセンターといった環境関連施設の設備工事を手がけています。製造から現場工事まで、一貫したプラント設備製作・プラント設備工事を手掛けており、現在はベトナム工場とも連携して事業を展開しています。平成25(2013)年度には中小企業庁が実施する「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されるなど、大阪を代表するものづくり企業です。
 経済学部三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。三木ゼミ2年生は今年度も昨年度に引き続き、大阪府商工労働部の連携協定に基づく事業の1つとして「ものづくり中小企業と大学生の求人求職ミスマッチ解消」という課題に取組んでいます。今回はその活動の一環として訪問しました。

 以下に今回の訪問見学で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。

経済学部2年生 西野 有咲 さん

 株式会社ソルテック工業は、熟練された知識や技能を駆使して、各種プラント設備、製作、据付、現場工事など一貫して行うことができる会社である。一貫して行うことにより、取引先はコストダウンにも繋がる。今回訪問したのは尼崎にある工場だが、和歌山や泉南、ベトナムなどにも工場を持っていて、今まで訪問した中小企業の中では大きいと感じた。また、品質保証やエコアクション21も取得している会社でもあった。
 企業説明の時に専務がお話してくれた時に、とても自社に誇りを持っている会社であると感じた。まず「ロゴマーク」についてだ。今まで訪問してきた中でロゴマークについての話は聞いたことがなかった。ロゴマークという1つの小さい事かもしれないが、それを熱心に話せる企業は数少ないのではないかと思った。その1つ1つの小さな思いが、大きな思いとなり、社員一人一人に伝わっていくのだと感じ、とてもいい会社だなと思った。また、「チャレンジ精神をモットーに夢に向かって前進して行く」という社長の思いを社員に引き継いでいると感じたし、社員に対しての思いやりもある会社であると感じた。このような様々な思いがあるからこそ、上司と部下、取引先との信頼関係が生まれていくのではないかと思った。
 次に、ソルテック工業には今まで訪問した企業では見たことがない「ココロのハンドブック」がというものがある。「ココロのハンドブック」とは、ソルテック工業の仕事内容や会社の思いや熱意を書いた冊子であった。誰が見てもわかるように、こういった冊子に費用をかけて作っている会社は珍しいと思った。この冊子の中に、「安全主義宣言」というものがあった。工場見学をする時に、半袖半ズボンでは作業をしないなど徹底されていて、書いてあることをきちんと実施しているし、社員の方も気をつけているのだと感じた。
 企業説明を聞いて、これまでにない物を作ろうという意志や熱意、新しいことにチャレンジする精神がとても強い会社だと感じた。

経済学部2年生 桑山 楓香 さん

 尼崎にあるソルテック工業を訪問した。訪問する前にホームページを見た。今まで見てきた中小企業のホームページの中で一番見やすかった。まずホームページを開くとそのページを見るだけで何をしている会社なのかが分かった。手間がかからないだけでなくしっかり会社のことがわかるのでこういうホームページだととても良い印象を持てるのだと感じた。
 ソルテック工業ではプラント製作、工事を行っている。私たちが生活している中では直接触れ合うものではないので正直ピンと来なかった。でも、お話をうかがっていくうちにそれは私たちの生活に欠かせないものであることが分かった。企業理念は「総合技術力(ソルテックパワー)で人と地球の未来を考える」。ベトナム、タイに子会社を持ち、自社工場と連携し高品質のプラント製作、工事を実現している。
 最も印象深く残っている言葉がある。「今もチャレンジ」という言葉だ。チャレンジをするという考えがあるからこそ海外進出ができグローバル企業へ成長できるのだと感じた。そして「ココロのハンドブック」というハンドブックがあることに感動した。これには仕事のことについて書かれている。なぜ手帳ではないのか? と感じた。すると理由が、「子どもでもわかるように」だったのだ。確かに言葉で説明されてもわかりにくいだろう。でも、「ココロのハンドブック」ならキャラクターの白熊「ソルくん」が優しい言葉で説明してくれているのでこれならわかりやすいと感じた。少しの工夫でこんなにもわかりやすく会社について知ってもらえるのはとてもすごいことだと思う。
 仕事を任せてもらっていること、即戦力として働けているのを感じながら働いているというお話を聞いてやりがいがあることが伝わってきた。また、ロゴマークには 困難にもチャレンジしていく「ソルテック魂」という意味があるという。ソルテック工業はとても愛が感じられる会社であった。

ご参考