日本スポーツ産業学会主催「リサーチ・カンファレンス2015」にて最優秀賞を受賞

2015年2月11日、日本スポーツ産業学会が主催する「リサーチ・カンファレンス2015」が大阪成蹊大学で開催されました。

このイベントは、日本全国の学生を対象として、参加者が修士論文や卒業論文、レポートの要旨を持ち寄り、プレゼンテーションとディスカッションをすることを目的としています。
その中で、3年生以下の学生が参加するジュニアの部において、流通学部スポーツマネジメントコース早乙女ゼミの3年生が
最優秀賞を受賞しました。

流通学部では、高機能ソックスを開発するコーマ株式会社と産学連携に取り組んできました。
コーマ株式会社は、阪南大学同じく大阪府松原市に拠点を置く、創業90年の歴史を誇る靴下メーカーです。
地元企業との産学連携による素晴らしい受賞となりました。

賞を受賞した学生は、今回のイベントを通して他大学の学生とディスカッションしたり、様々なテーマの発表を聞いたことで、今後の活動に向けてより一層やる気が高まったようです。

これからも、学生たちの成長に期待し、コーマ株式会社との連携をより深めていきます。

平崎 泰典(流通学部3回生)

 私たちは大学と企業の産学連携についての活動に取り組みました。阪南大学と松原市に拠点を置く老舗ソックスメーカーであるコーマ株式会社との共同商品開発が計画され、コーマ株式会社が力を入れている高機能ソックスの開発に携わりました。高機能ソックスとは様々なサポート機能が付いたソックスのことで、コーマ株式会社は高機能ソックスの開発において日本トップレベルの技術力を有しています。2014年6月28日のゼミナール大会ではコーマ株式会社との開発をとりあげ、スポーツビジネスの部で最優秀賞を頂きました。

 その後本格的に活動が進み、8月26日には学生企画の実験として早乙女ゼミ4回生のゼミ内企画である「大阪城ウォーキング」に参加しました。阪南大学を出発し、設定したチェックポイントを通り最終的に大阪城へ到着するという約25kmのコースで、参加者の半数にはコーマ株式会社から提供して頂いた実験用ソックスを着用してもらい、通常ソックスとの違いを検証しました。アンケートの作成など苦労した面もありましたが、一から実験を行い自らが参加することで今までにない充実感を得ることができました。

 その後、10月23日にコーマ株式会社の社長と担当者の方が同席する打ち合わせ に参加し、大阪城ウォーキング実験の成果を発表しました。商品開発を熟知した方々の前で実験結果 を発表することにとても緊張しましたが、コーマ株式会社の方々からもお褒めの言葉を頂くことができました。また学生企画とは別に、私たちが手伝った実験での結果が、商品パッケージに使用されることにもなりました。 ここでは今後の実験計画など具体的な話を直接聞くことができ、現場の空気というものを感じることができました。

 続いて、11月23日に松原市の地域イベントとして開催されたぐるっと松原ウォーク では、ウォーキング参加者の方を対象にソックスの実験を実施しました。年代・性別毎に実験のモニターを募り、参加して頂いた方には実験用のソックスをプレゼントするなど特典を設けることで快く参加して頂きました。同時にコーマ株式会社の商品ブースを設置し販売を行いました。そこでわかったことは、松原市のなかでコーマ株式会社のブランドが浸透しており、地域にしっかりと根付いているということでした。

 そして、先日の2月12日に開催された日本スポーツ産業学会主催のリサーチ・カンファレンスで、阪南大学とコーマ株式会社との産学連携について発表を行いました。そこでは私たちと同様にスポーツに関する研究を行っている学生が参加しており、他大学の学生が行っている研究を知ることができました。こうしてスポーツを通じ、他大学の学生と交友関係ができたことがとても嬉しく、このような研究会に参加することの意義を感じました。

 最初は漠然と商品開発がしたいという思いで始めた活動でしたが、それがいかに大変なことであるのか身をもって感じました。さらにこの活動を通して多くの支援やアドバイスをしてくださった方々に出会えたことが自分の大きな財産になりました。