ミズノ株式会社で企業見学を行いました

 11月18日(火)に流通学部の早乙女ゼミ、黒部ゼミ、片渕ゼミは合同でスポーツメーカーのミズノ本社に訪問し、サッカーシューズの開発・販売戦略についての貴重な話を聞くことができました。学生たちもスポーツ経験者が多く、延いては身近なメーカーということもあり、企画開発部の担当者の話を熱心に聞き入っていました。講義の最後には、学生たちに向けて自分の夢や目標を周りの人たちに伝えることの大切さを伝えていただき、学生たちも社員の情熱と社会で働くことのダイナミックさを学んでくれたと思います。
 企業見学に際し、担当者の方には大変お世話になりました。ここに記して感謝の意を表します。(黒部一道)

参加した学生の報告

流通学部2年 五十嵐達哉

ミズノの見学会に参加してから私のメーカーに勤めたいという思いがより一層強くなりました。企画開発部の青井俊輔さんは、市場を戦い抜く上でどこのメーカーも持っていない新しい機能を他のメーカーに出されることが、一番怖いと仰っていました。この時私は、就職活動でも同じだと思いました。他の人にはない自分だけの能力を身につければそれが絶対的な力と成り得ます。しかし、それを企業でどう活かしていくのかをはっきり言えるかどうかが肝心です。就職活動までの残り少ない学生生活で何をしていかなければならないのか考えていく必要があると感じました。

流通学部2年 奥地司

 まず初めに、このような貴重な経験をさせてもらえたことに感謝致します。ミズノという会社は、私にとって憧れのブランドメーカーです。小さいころからサッカーをしており、ミズノのスパイクを何回も購入してきました。その思い出深いメーカーであるスパイクの開発物語を直接耳にすることができ、私もいずれはスパイクを開発したいと思いました。ミズノはサッカーシューズの国内シェアでは第3位という立場ですが、上位のナイキやアディダスよりもいい商品を開発するため、自社と他社を比較し強み弱みを分析することで新たな商品を開発していました。ミズノの強みはユーザーとの距離感です。高校生600名ほどに、試作のスパイクを履いてもらい意見を聞いてまわり、その回答を参考に改善を繰り返していました。そのような地道な作業を繰り返すことにより、ユーザーの気持ちにより近く、他社には作れないようなスパイクを完成させていました。今、私が勉強している経営戦略などが仕事で活用されていました。このように現場で使われていることを学校で教わっていると知ることができたので、これからの勉学にもより一層身が入ります。

流通学部2年 椚座香里

 南港にあるミズノ本社で会社見学に参加させて頂きました。31階建ての高層ビルの中にあるミーティングなどに使われる会議室で『BASARA開発物語』について、企画をされている青井さんからお話を伺いました。BASARAとは、ブラジルワールドカップで岡崎選手が着用したサッカーのスパイクで、急激なターン時に足首の自然な捻じれをサポートするというBASARAでしかない機能があります。このBASARAを開発するにあたって、他社との比較やミズノの武器を徹底的に調べられ、他社にない価値の提供とフィッティングへのこだわりを聞くことができました。ミズノのユーザーが求めているものを提供したいという思いを実感できました。また、企画から商品ができるまでの過程の大変さや企画・開発をした商品を選手が実際に履いて活躍する喜びがあり、やりがいのあるお仕事だと思いました。

流通学部2年 河野巧実

 今回ゼミの授業でミズノ本社に行き、そこでサッカーシューズを開発している青井さんの話を聞くことができました。他社にない価値を提供しフィッティングにこだわることをコンセプトにして開発を進めていました。ミズノの武器はユーザーとの距離や調査力です。ターゲットを絞り本当に求めているシューズを開発するために、現場へ行きユーザーの意見を聞くことで欠点などを把握し、改善に繋げていました。そこから生まれたのがBASARAというシューズでした。私は初めて開発スタッフの話を聞き、一つの商品を開発するのに様々な研究や調査をしていることに驚きました。働くためには行動力が大切なことだと思いました。こういった機会は中々ないことなので話を聞くことができてよかったです。

流通学部2年 東陽平

 今回ミズノ本社への見学をして、ミズノの新サッカーシューズであるBASARAの開発物語やミズノがどのようにしてサッカーシューズを開発しているのかを知ることが出来ました。私は今もサッカーを続けていて、サッカーシューズをよく購入する身としてBASARAの開発物語を聞くと、とても選手の足のことを考えている商品で、購買欲が湧いてきて、是非履いてみたいと思いました。そして、それを愛用している岡崎慎司選手が実際に履いたシューズを触らせてもらい、すごく感動しました。ミズノは本当にユーザーとの距離が近く、どうしたら喜んでもらえるかを考えていて本当に素晴らしい会社だと感じました。また機会があれば見学したいです。

流通学部2年 長町洸樹

 今回私はミズノ本社で企画開発部の青井俊輔さんからBASARAというサッカーシューズの開発物語について話を聞くことができました。ミズノのサッカーシューズは国内市場において第三位に位置しています。どうすれば消費者に喜んでもらえて、ライバル企業を驚かせるかを考えてシューズを開発しているそうです。ミズノの武器は開発力と消費者との距離の近さであり、アンケート調査などを行うことで他の企業にはない価値を提供しています。特にフィッティングにこだわった商品開発を行っており、それが選手のパフォーマンスを最大限発揮させる秘訣だと感じました。一つのスパイクを作るために多大な努力と発想力が必要で、最後まで諦めずに開発していくことが大切だと思いました。

流通学部2年 松本主税

 私は11月18日にミズノの企業見学に行きました。そこでサッカースパイク「BASARA」の開発エピソードを中心にお話を聞くことができました。BASARAを作るにあたり現在のミズノが業界でどの位置にいるかを把握することで販売戦略を考えると聞いて、なるほど!と思いました。選手の最大限の能力を引き出すことはもちろん、あくまで目標はナイキやアディダスを超える企業になることなんだと感じました。そしてナイキやアディダスに勝つにはどうすればいいのかをミズノの方たちは冷静に分析していてすごいなと感じました。私はサッカーシューズを使用したことはないですが、野球でナイキとミズノのスパイクは使用したことがあり、一番ミズノのスパイクが履き心地良かった思い出があります。ミズノは国内のみならず、海外でもシューズのヒアリングを行っており、開発に対して素晴らしい情熱を持っていると思いました。お話をしてくださった担当者の方もシューズの開発がしたいといってミズノに入り、現在本当にその夢をかなえて商品開発に力を注いでいました。ミズノに入る前もシューズを100足以上もっていたそうですが、ミズノに入社してミズノ以外のシューズは全て捨てたと仰っていました。これほどの情熱をもっているからこそ現在も夢を追っていられるのだと感じました。現在ではミズノだけでも300足くらいのシューズを持っているそうです。さらにBASARAの開発エピソードでは、ある試合で岡崎選手が発表前のBASARAを試合で使い、2ゴールの活躍をしたところ、会社に問い合わせが殺到したと仰っていました。W杯に向けた目玉商品として世に送り出す予定だったので新商品と分からないようにカラーリングをごまかして試合に臨んだと聞いたときは、商売戦略の奥深さを感じました。
 今回の企業見学では、ミズノの人たちが持っている情熱や岡崎選手らの勝ちたいという情熱がものすごく伝わってくるお話でした。担当者の方がお話をしている間も凄く楽しそうで、シューズが本当に大好きなんだなと感じ、自分もこんな情熱の持てる仕事に就きたいと改めて思いました。本当に勉強になった一日でした。

流通学部2年 矢野駿人

 現在、国内におけるサッカー市場は626億円といわれています。そのうちのシューズにおける市場は200億円で、ミズノのシューズは30億円を占めており、それは全体の約13〜15%に相当しています。ミズノは国内では首位という位置につけていますが、世界で見るとナイキ、アディダスに圧倒的な差をつけられているのが現状です。そこでミズノでは顧客との距離が近いという強みを生かし、高校生やプロの選手にアンケートを実施したところ、履き心地、機能性を重視する選手が大体を占めているという結果を得ることができました。直線方向に加速するのはもちろんのこと、急激なターンを可能にするシューズの開発に取り組むことによって、新商品「BASARA」が誕生しました。BASARAを作る際にはたくさんの選手にフィッティングを行い、改良を重ね完成させました。地道な努力を大切にした結果、ミズノ史上最軽量、かつ高性能のサッカーシューズを生み出すことができました。商品作りに対するヒアリングの積み重ねや手を抜かないことの大切さを再確認でき、商品開発の秘話や普段聞くことのできない話を聞かせてくださった担当者の方に感謝しています。