近畿学生野球連盟平成26年度春季 I部・II部入替戦結果(詳細)

VS和歌山大学 1回戦

阪南大学 201001002 6
和歌山大 100000010 2

先に2勝した方が秋季リーグ戦を1部で迎えられる大事な初戦。
阪南大学はリーグ戦10戦10勝と勢いにのっている。
先攻で迎えた初回。いきなり1番 松根 翼(流通 4回)が左中間を破る2ベースヒット放つ。1out3塁となり、3番 北 史弥(流通 3回)の打球はセカンド正面に飛び、セカンドが本塁に送球するが、サードランナー松根の足が捕手のブロックを掻い潜り阪南大学は1点先制する。続く、4番 難波 悟史(経済 3回)がライト前ヒットを放ち1out1・3塁のチャンスを作る。5番 渡辺 悠斗(流通 4回)のサードゴロの間に1点を追加し2−0とする。

阪南大学の先発は稲垣 良亮(流通 4回)。初回に、四球・盗塁・進塁打で2out3塁とすると相手4番打者にセンター前ヒットを打たれ、2−1とされる。

流れを渡したくない阪南大学は3回。先頭の芝本 尋(流通 3回)が相手のエラーで出塁すると、3番北のレフト前ヒットで1・2塁とチャンスを作る。4番難波はゲッツーとなるものの5番渡辺がセンターオーバーのタイムリー2ベースヒットを放ち3−1とリードを広げる。

その後は、両チームチャンスを作るものの得点にはつながらず試合は、後半の6回へ入った。先頭の5番渡辺がカウント2ボールから高めに浮いた変化球をジャストミートし、ライトスタンドへもう少しで場外となるソロホームランは放ち4−1とリードを広げる。

5回からリリーフでマウンドに上がっている丹保 雄志(経営情報 3回)が8回に捕まる。先頭の7番を三振に取ったものの、8番にショート内野安打・9番にレフト前ヒットでピンチを作ると、1番を内野フライで2outとするが2番に四球を与えたところでマウンドを降りた。ここで高橋 巧(国際観光 3回)がマウンドへ上がる。3番打者を追い込んだがセンター前ヒットを打たれ4−2。セカンドランナーもホームを狙ったが、センター芝本の好返球、捕手 成松 逸斗(経営情報 2回)の好ブロックもありこの回を最少失点で切りぬけた。

なんとか点を返したい阪南大学は9回。2outとなったが8番 安井 直樹(経済 2回)がセンター前ヒットで出塁した。相手投手にボークがありランナー安井は得点圏へ進んだ。
ここで9番 坂口 拓(国際コミュニケーション 3回)の放った打球が相手のセカンドのエラーを誘い5−2とする。なおも、1番松根がレフト前ヒットでチャンスを広げると2番芝本がセンター前ヒットを放ち、セカンドランナーの坂口が快足をとばしホームへ生還。6−2とダメ押しとなる追加点が入った。

9回は高橋がランナーを出すものの無失点で抑え6−2と初戦をものにした。

明日、阪南大学が勝てば最短での1部リーグ復帰となる。

VS和歌山大学 2回戦

和歌山大 2000071 10
阪南大学 0200010  3

一回戦を勝利し勝ったら秋季リーグ1部となった阪南大学。
先発は岩宮啓之(経営情報 1回)。初回に四球からランナーを出すと相手に連打を浴び2点を先制された。

阪南大学の反撃は2回。2outから6番 成松 逸斗(経営情報 2回)がレフト前ヒットで出塁すると7番 塩田 純平(流通 3回)、8番 安井 直樹(経済 2回)、9番 坂口 拓(国際コミュニケーション 3回)の3連打で2点を返し2−2の同点とした。

その後は投手戦となり試合は後半の6回にはいった。

2回からリリーフしている高橋 巧(国際観光 3回)がつかまる。先頭に3番にヒットを許すと、続く4番打者にレフト線2ベースヒットを打たれ2・3塁のピンチを作る。1outを取ったが6番打者にライト前ヒットを打たれ、4−2と逆転を許した。その後もピンチは続き変わってリリーフした土屋 直樹(経営情報 3回)も流れを止められず、2out満塁のピンチを作った。ここで投手を池田 周平(流通 1回)に変えたが相手2番打者に満塁ホームランを打たれこの回に一挙7点を失う。

阪南大学はその裏の攻撃で1点を返すものの和歌山大学の勢いは止められず10−3の七回コールドで敗れた。

VS和歌山大学 3回戦

阪南大学 0000000 0
和歌大学 110005× 7

勝った方が1部リーグと1勝1敗で迎えた第3回戦。
阪南大学の先発は稲垣 良亮(流通 4回)。初回、1outをとってから死球でランナーを出すと、続く打者に左中間を破るタイムリー3ベースヒットを打たれ1点を失う。
続く2回も、先頭打者に死球を与える。2outランナー2塁となったが相手9番打者にセンタータイムリーヒットを打たれ0−2とリードを広げられる。

一方、阪南大学は4回。1outから2番 芝本 尋(流通 3回)が四球で出塁すると、3番 北 史弥(流通 3回)がセンター前ヒットでチャンスを広げる。4番 難波 悟史(経済 3回)がショートゴロで倒れ、2out1・3塁となり、5番 渡辺 悠斗(流通 4回)もセカンドゴロで倒れこの回無得点に終わる。

その後はランナーを出すものの両投手が粘りを見せスコアボードに0が続く。

試合が動いたのは6回、和歌山大学の攻撃。
簡単に2outをとったがそこから、短長打4連打を浴び3点を失う。ランナーを三塁に置いたとこで投手を稲垣から服部 隼也(国際コミュニケーション 2回)にリリーフ。代わった服部も2点タイムリーを打たれこの回に一挙5点を失う。0−7

なんとか反撃したい打線であったが相手投手の前にチャンスを作れず、0−7の七回コールドとなった。
これにより対戦成績を1勝2敗とし、和歌山大学に敗れI部復帰とはならなかった。

今季は、2部リーグを全勝優勝と勢いにのっていた阪南大学であったが、あと一歩1部リーグには届かなかった。
阪南大学硬式野球部はこの悔しさをバネに更に進化し、もっと大きなチームとなり必ず秋のリーグ戦で「12連勝で1部リーグ復帰」を果たします。今後も硬式野球部の応援をよろしくお願いいたします。