三木ゼミ 「大阪IRの未来を提案せよ!

<三木ゼミ、IR最終発表へ!>


2月8日、大阪府立国際会議場のとある会議室。

この立派な会議室で、三木ゼミの先輩達がIRについての研究成果を発表するとのこと!


IR(統合型リゾート)とはカジノを含む複合観光施設のことで、大阪府・大阪市IR推進局は、夢洲にIRを誘致しようと取り組んでいるところなんです。
そんな中、三木ゼミでは、本物のIRを大阪府民に知ってもらうためにどうすれば良いか、 どのようなIRを目指すべきかを若者目線で提案すべく活動してきました。
9月にはシンガポールの2つのIRへと視察へ行き、さらに10月にはIR候補地・夢洲を視察してIR推進局との協議を行いました。
(これらの活動について、詳しくはコチラ!


これらの活動を通して感じたこと、学んだこと、そして、
考えて、考えて、考え抜いた「大阪IRが目指すべき姿」を今日ここで発表します!!
その発表会の名前は…


「新しいものに出会える大阪IR 京阪神5大学提案・研究発表会」

そう、実は三木ゼミだけでなく、他大学の4つのゼミもIRについて発表するんです!
比較されるとか、緊張しますね…。


とここで、先輩達発見!!
発表担当の小谷くんに、発表への意気込みを聞いてみました!!

小谷くん
「ここまで皆で苦労して発表内容を考えて来ました。それぞれが同じ方向を向いていないと感じたこともありましたが、なんとかまとめ上げました。皆で作ったものなんで、外さないようしっかり発表したいです!


とここで、山下君が…


山下くん
「発表は大丈夫だと思いますよ。昨日も夜中3時くらいまで準備してましたし。」

「え、夜中3時…てかなんで知ってんの?」

山下くん
「ゼミ生みんなでテレビ電話繋いで、練習してたので。

すごいっ!!」


どうやら発表2日前くらいから、毎晩皆でテレビ電話を繋ぎ、他のメンバー相手に発表の練習をしていたそうなんです!!
発表担当は2人だけ。でも全員で協力してこの発表を作り上げてきたことが分かりますね。
これは発表が楽しみだー!!


<発表会スタート!>


主催者である大阪府・大阪市IR推進局の金森理事よりご挨拶の後、いよいよ発表会がスタート!


2つの大学の発表を聞いたら…いよいよ三木ゼミの発表です!
発表前には、お互いに身だしなみのチェック…♪

そして、 いざ出陣!!

大勢の方々の視線が注がれます。

そんな中でも、練習の成果か、とても落ち着いた表情で、

時に笑顔を見せつつ、聞き手とアイコンタクトを取りながら、発表を進めます。 良い感じ!!
(後から聞いた話によると、発表の仕方について三木先生は全くノータッチだったとか…自主練でここまで持ってくる皆もすごいし、信頼して任せちゃう先生もすごい!!)

さて、今回の発表内容をすっごく簡単にまとめると…

大学生にIRに対するイメージ調査を行うと、みんな「本物のIR」を全然知らない!これって大阪府民も同じでは?

そこで、「本物のIR」を調査しに、実際にシンガポールに行きました!すると、想像より治安が良かったり、逆にサービスの質が日本より低かったり…たくさんの発見が!

その体験を元に、日本が「勝てるIR」を作るために必要なものをまとめました。中でも、日本人特有の高品質なサービスや世界に誇るアニメの活用は重要!大阪ならではの温かみあふれる“おもてなし”(=“おせっかい”ともいう。笑)で海外の方を迎えましょう!そのためには語学力・異文化対応力のある人材が必要…育成しましょう。大阪の若者にとって、大きな雇用のチャンス!

それと、大阪といえば高い技術力を持った中小企業がいっぱい。MICE(大規模展示場)を活用して、大阪の中小企業を振興しましょう!

このように、IRができることは大きなチャンス。でも、現状多くの方が誤解しているので、マスコミやIR関係者は、「本物のIR」をその目で見て、正しい情報を発信していくべきです。以上!
(実際は、現地資料やデータなどを交えての20分間の発表でした♪)

私も現地で聞いていて、とても納得させられる素晴らしい内容でした!
そして、この発表を通して一番「阪南らしいな」と感じたポイントは…
全てが、自分の目で見て、肌で感じた“経験”に基づく内容であること。

ネット社会に生きる私達。なんだってネットで検索すれば分かったような気になってしまいますが、その情報って“本当”なの?
様々な数値やデータ、文献は存在しますが、それだけで“全て”が分かるの?
その点、三木ゼミの発表は、シンガポールのIRに行った経験から全てが生まれています。
また、MICEに関する提案だって、普段の三木ゼミの活動で中小企業を訪問し(今年度は8社)、そこで働く方々と顔を合わせて話をした経験から生まれているんです。
それには時間も労力もお金も掛かるし、簡単なことではありません。
だからこそ、説得力が違う!!


発表後、大阪観光局・溝畑理事長からのご講評の一言目が

「気合い、入っとった!」
だったのは、こうした苦労を分かって頂けたからなんでしょうね♪笑)
現地へ行って考えたことを高く評価して下さり、そして具体的なサービスの質の違いなどを質問して下さいました。
最後には、「サービス産業の原点は感動。現場に行って感動したことを大切にして下さい。そして今後、社会に出てもこの現場主義を貫いて欲しい。」というお言葉も頂きました!

その後の質疑応答では、他大学の学生さんからの熱心な質問に、

岩根くんは熱~く…

そして山下くんは冷静に、答えていました♪笑 ほんと皆、個性的!!


そして発表終了!!
みんな、お疲れ様でしたー!!


<発表を終えて…>

発表担当の松本華歩さんに、感想を聞いてみました!

「発表を終えてみて、どう?」

松本さん
「やっと解放された~!って感じです(笑)
     こんな大きな場での発表は今回が初めての経験でしたが、楽しかったです!

「この場を楽しめるって、すごいね!他の大学の発表はどうだった?」

松本さん
「同じIRというテーマでも、例えばスポーツに着目した発表や、四季の花に注目したデザイン案など、色んな着眼点があって面白かったです。IRって本当に可能性があるなって感じました!


そして最後に、
今回の努力と功績を讃え、溝畑理事長より表彰状を頂きました!!

授与の後、ゼミ生一人ひとりと握手して労いの言葉を掛けて頂きましたよ!!

記念撮影でこんなに盛り上がったのは、阪南大学だけです!(笑)


これにて、IRに関する三木ゼミの活動は一旦終了となります。
でも、いつか大阪にIRができるとき、今回みんなが考えて提案した内容がきっと盛り込まれていることでしょう。
皆が描いた大阪の未来が実現することを、楽しみにしています!!


<結論!>

三木ゼミの先輩学生に密着してみたら

大阪の未来がもーっと見えてきた!!~!